松本市旧店舗|引き違い戸の耐震性を考慮した改修工事をご紹介
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松本市浅間で旧店舗の引き違い戸を改修しました。
1階開口部分の上の階で床なりがし、また前面道路がバス通りの為、振動が気になる為、開口部真ん中に柱を立てる事にしました。そのために施工方法として、壁を作る事にいたしました。
着工時の画像になります。まずは真ん中に柱を立てるため、土台(105×105防腐処理済)を設置します。接地面がコンクリートの為ケミカルアンカーを使用しました。また、1間間口箇所は筋交いをWで入れました。外壁面3尺×10尺の構造用合板で塞ぎます.ふさいだ箇所に透湿シートを張り、大工工事終了となります。内装は12.5mmのボードを張りクロス仕上げです。
左官工事になりますが、まずは透湿シートの上に防水紙を張りラス網を張る準備をします。
ラス網をはりました。これに『こて』を使用してモルタル仕上げをします。
モルタルが仕上がって7日経過した状態になります。
下塗り材として、マスチックローラーを使用する為関西ペイントのRSフィーラを使用します。このRSフィーラの特色として、シーラレスで済むという事と弾性に特化していることになります。ちなみにこのRSフィーラの次に弾性力のある下塗材がRSサーフ(微弾性)になります。そのほかに浸透性を重視した下塗り材としてRSプライマーがあります。主に窯業サイデイングに使用いたします。今回は既存の外壁使用にちかずける為、山おこしが必要(さざ波模様仕上げ)の為、RSフィーラを使用いたしました。
マスチックローラー仕上げの下塗り作業が終了致しました。あとは乾燥を待ちまして主剤2度塗りいたしまして完了です。今回はラジカル抑制(塗材の紫外線による劣化抑制)したシリコン塗料を使用しました。
完成画像になります。大工工事4日左官工事2日塗装工事I日でしたが左官工事1週間乾燥待ちを入れて約2週間くらいで終了しましたが、現場入る事前準備として材木加工、塗装の場合既存建具に合わせた調色塗料の作成等段取りはやはり大事な工程になりました。