松本市波田の以前からお世話になっているお客様のご実家で、もともとあった竹製の柵を撤去して、これも元々あった擁壁にアルミフェンスを建てる工事をしました。全長16mほどのフェンスで作業は1日程度で終わるものでしたが、コンクリート擁壁に穴をあけるコア抜きという作業があり、これがとても埃の出る作業です。埃が舞わないような仕組みになってはいますが、何の断りもなしに工事をするわけにはいかないので、隣近所数件に挨拶に回りお洗濯ものやお布団干しを控えていただけるようにお願いに上がりました。
この竹製の柵を撤去して、擁壁にコア抜きをしてアルミフェンスを建てます。亡くなったご主人のお手製の柵だということですが、きれいにしたほうがお父さんも喜ぶといって、今回の工事になりました。
コンクリート擁壁に穴をあけるコア抜きの作業です。ダイヤモンドカッターで円柱状に穴をあけていきます。コア抜きが終わるときれいなコンクリートの円柱が取れます。この作業を合計6か所行いました。
よく見ると後ろのほうに青いホースが転がっていて、ダイヤモンドカッターに刺さっています。これが埃が舞わない仕組みです。少しづつ水をカッターに入れて、カッターが回転するとともに水が流れます。カッターがコンクリートを切れば切った後の誇りが出ます。その誇りが周囲に舞わないようにその場で水をかけてしまうという仕組みです。ほとんど埃は舞わないのですが、万が一舞ってしまったらご迷惑になるので、ご近所に事前にご挨拶しました。
コア抜きした穴にフェンスの支柱を建てて、コンクリートで埋めて完成です。お母さんが手入れしてきれいにしているお庭も見栄えが良くなりました。
さらに、擁壁をご覧ください!施工前よりきれいになっていると思います。以前はご主人が白いペンキを塗っていたのですが、今はもう何もしていなかったのでペンキがボロボロ剥がれてしまっていました。この剥がれたペンキを高圧洗浄機で洗い流してきれいにしました。ちょっとしたサービス工事です。
ご高齢のお母さんお一人暮らしなので、防犯の一助にもなったでしょうか。お庭の花もきれいに咲いています。