諏訪市|エコキュート新規設置のためにコンクリート土間を打設 2022年09月28 外構工事その他 諏訪市大和でエコキュート設置のための土間コンクリート打ちを行いました。 エコキュートとは大気熱を利用した給湯貯湯器です。お湯を沸かす電力を昼間より安い深夜電力を使用するので、経済的です。尚且つ、二酸化炭素を使用するので地球にも優しいエコな商品です。昨年あたりから入れ替え需要が高くなってきました。これは2001年に世界で初めてコロナがエコキュートを販売してから、初期に導入したお宅が入れ替え時期になったからだと思います。 大型の機械なのでしっかりした土台が必要です。今回はその土台となる土間コンクリート打ちをご紹介します。 まずコンクリートを打つために地面を掘削、掘っていきます。諏訪市は真冬の最低気温が氷点下15度にもなる寒冷地です。通常の深さでは地面が凍って土間コンクリートを押し上げたり、壊したりしてしまいます。寒冷地仕様で通常よりも10cm深い30cm掘り下げます。 今回は重機が入らない狭い場所だったので手作業で掘削しました。なかなかの重労働です。 コンクリートを流す型枠を作成し、設置します。この型通りの土間になるので直線直角をしっかり出さないと曲がった土間になり格好悪いので、定規などを使って丁寧に作ります。 差し筋という鉄筋を組む際の支えになる金属をお家の基礎に打ちます。この上に鉄筋を組んでいきます。マレに鉄筋を入れないで土間を打つ業者さんがいるようですが、街の外壁塗装やさん松本諏訪平店ではそういった手抜き工事は行いません。工事をさせていただいたお客様とは末永いお付き合いをさせていただきたいので、見えなくなる部分も手を抜くことなく丁寧な工事を心がけています。 コンクリートの強度を増すために大き目の石(グリ)を入れます。タイルのお風呂を壊すさい、コンクリートをはがすとこのグリがゴロゴロ出てきます。かなりの重量なので、重心が下に行き丈夫な土間コンクリートができます。ここも手を抜かない工事の一つです。 いよいよコンクリートを流していきます。これも手作業で少しづつ運んでいきました。写真の象の鼻のようなものはバイブレーターです。振動をかけてコンクリートの中にある気泡をつぶしています。これをしないと細かい穴だらけの土間コンクリートになってしまいます。これも手を抜かない工事です。 最後に表面を小手で均して滑らかにします。熟練の技が必要な作業ですが、職人の小松さんに任せれば大丈夫!きれいな土間が打てました。 コンクリートを固めるために中一日置いて、翌々日に型枠を外しました。気泡の穴が全くないきれいな土間コンクリートの完成です。この後エコキュート本体を設置しました。 前の記事を見る 次の記事を見る