松本諏訪地区の皆様には伝えたい｜適正価格を知って損しない外壁塗装
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いつも街の外壁塗装やさん松本諏訪平店のコラムを読んでいただきありがとうございます。
前回のコラムでは見積もりを取る上での注意点、塗装面積の算出方法、足場価格の相場についてお話しました。
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今回は前回の続き洗浄作業からお話します。
見積りの中身の説明②洗浄
塗装作業に入る前に必ず外壁の高圧洗浄を行います。何もなければ清水で洗浄しますが、コケや藻、カビなどが発生していると抗菌洗剤を混ぜて洗浄します。価格は平米単価×外壁面積となります。単価は清水洗浄で１５０円～２００円、抗菌洗浄で４００円～５００円くらいが相場だと思います。
見積りの中身の説明③養生
窓や玄関ドア、給湯器や計器類など塗装しないところをビニールなどで覆います。養生作業といいます。なかなか手間のかかる作業ですが、きれいに仕上げるために大切な作業です。開口（窓や玄関）面積に平米単価で算出します。単価は開口部で４００円～５００円、給湯器や計器類は１か所いくらという算出をします。
見積りの中身の説明④塗装
塗装作業は通常３回塗りを行います。３回合計で算出する業者もいますし、別々で算出する業者もいます。また、塗料の種類によっても金額が変わってきますので、比較することが難しい項目でもあります。最近はやりの塗料はラジカル制御型、無機塗料、フッ素樹脂塗料などが挙げられます。耐候年数などの性能が違う塗料なので塗料に関する説明を受けることが大切だと思います。３回塗り合計でラジカル制御型が３０００円前後、無機塗料が４０００円前後、フッ素樹脂塗料が５０００円前後が相場だと思います。これに塗装面積をかけると塗装金額になります。
見積りの中身の説明⑤付帯物の塗装
せっかく足場を架けたので、外壁だけでなく高所の塗装も同時に行うことが多いです。主に雨樋、軒裏天井、破風板などが対象となります。ほとんどの場合いずれもメートル×単価という算出をします。
見積りの中身の説明⑥その他の工事
こまでは外壁塗装を行う上で標準的に行う作業でしたが、ここでは必要に応じて計上される工事の説明をしたいと思います。
まずはシーリング工事です。窓と外壁の間や外壁材同士のジョイント部分の目地などに打つゴム状の防水材です。防水のために施工されている部材なので劣化すると水の侵入につながります。これも高所作業になるので必要ならば外壁塗装と一緒に施工するといいでしょう。すべて撤去して新しく打ち直す打ち替えと撤去せずに上から新しいシーリングを打つ増し打ちという方法があります。打ち替えで１ｍあたり１０００円～１２００円くらい、増し打ちで６００円前後が相場かと思います。目地や窓周りはいずれも合計すると１００ｍを超えることがあります。１０万円を超える金額になる場合があります。
外壁の破損やクラックがあれば状況に応じて補修作業が必要になってきます。１か所いくらという計算になると思います。
見積りの中身の説明⑦まとめ
以上が一般的な見積もりの中身です。塗装工事一式など大雑把な見積もりや、郵送やポストインの見積りなどは注意が必要です。また、大幅な値引きをしてくる業者も注意です。一項目づつ詳細な見積もりで塗料の説明や工事内容の説明をきちんとする業者がいいと思います。今はインターネットでいろいろなことが調べられます。必要な工事やその単価、金額の算出方法など下調べをすることも大切かと思います。
