安曇野市で行います外壁塗装工事の前にやっておかなければいけないことがあります。現在使用していないFF式石油ストーブの廃棄の管が外壁に飛び出している所と、配管を引っこ抜いてモルタルを詰めてある部分の2か所を補修しなければいけません。塗装が仕上がって補修跡が残ってしまってはいけません。せっかく大金を払い塗り替えをするのに、塗り替える前の面影がありますと残念な日々を送ることとなります。塗り替えの見積もりを取る時が来ましたら施工業者がどのように塗装を施工していくのかをしっかりと見極めなければいけません。しっかり綺麗に洗って、養生をして、下地剤にこだわった下塗りからの中塗り、仕上げに上塗りというのは『当たり前』の施工工程です。そこから先の提案の無い業者はただの塗装屋ですので、どのように外壁を仕上げるのかをしっかりと確認してください。
先ずは排管を引っこ抜いてモルタルを塗る下地を作ります。モルタルは10㎜厚の木板(コンパネ)に金属網(ラス網)が貼ってあり、その金属網にモルタルが引っかかるように左官してあります。補修の仕方ですが、空いた穴の裏に適当な木材を穴に入れコンパネの木口から斜めにビスを打ち込み適当な木材を固定します。固定した木材に丸く切ったコンパネを正面からビスで固定します。
丸いコンパネをビスで固定いたしましたら、ラス網を穴のサイズに合わせます。
ラス網を合わせましたらガンタッカー(ホッチキス)でコンパネにラス網を固定します。
下地が出来上がりましたら、モルタルが剥がれないようにプライマーを塗ります。塗装と一緒で直に塗ってしまっては直ぐに剥がれてしまいます。『モルタル接着強化剤』をたっぷりと塗りました。
あとはモルタルを固めに練って、穴にモルタルを詰めてナメして完成となります。
もう一カ所は詰めてあるモルタルを剥がし、同じ工程で施工していきます。
無事に塗装用の仮設足場を組む前に下地が出来ました。
無事に塗装用の仮設足場を組む前に下地が出来ました。