松本市外壁工事|金属サイディングカバー工法|事前イメージ画像通りの出来上がりに満足
- 金属サイディングカバー工法
施工概要
- 施工内容
- 外壁金属サイディングカバー工法
- 使用材料
- 旭トステム Danサイディング
- 工事期間
- 1か月
- 築年数
- 25年
- 建坪
- 外壁面積 161㎡
- 保証年数
- 10年
- ご依頼のきっかけ
- 東京へ転勤でしばらく空き家になっていたところ、外壁が傷んできていたそうです。またこちらに戻ってくるのを機に外壁を直したいということでお問い合わせいただきました。今後のライフサイクルを考慮しここでしっかり直したいということで金属サイディングの重ね張りを選択されました。
- 工事費(総額)
- 2,700,000円
- 地域
- 松本市
松本市で行った窯業系サイディングの上に新しく金属サイディングを重ね張りするカバー工法の工事を行いました。転勤でしばらく空き家になっていてその間外壁が傷んでしまい、今後のライフサイクルを考慮してこの機にしっかり直したいということでカバー工法をすることになりました。安い買い物ではないですし、一度工事をしてしまうとやり直しがきかないので、デザイン決めに熟考を重ねました。いくつかイメージ画像を作って出来上がりのデザインを決めました。
左の写真が出来上がりのイメージ画像、右が実際に出来上がった写真です。イメージ画像のほうが少し濃い色になっていますが、実際の出来上がりの写真を撮った時に天気が良く、南面のため日が当たって明るく映ってしまいました。これは我々もお施主様も想定の範囲内で、比較してもほぼほぼイメージ通りの出来上がりになっています。デザイン決めにはイメージ画像5種類ほど作って、カットサンプルを見ながら打ち合わせを重ねこのデザインに決まりました。このクオリティにはお施主様もご満足いただけました。
工事の様子です。まずは足場をかけます。工事が終われば解体して形に残らず、費用も30万円くらいかかってしまう足場ですが、工事を安全、安心に行うために必要なものです。ご了承ください。
外壁塗装をする場合は足場にメッシュシートをかけて塗料の飛散を防止しますが、サイディング工事の場合サイディングボードが3m以上あり、それを取り廻さなければならないのでシートが邪魔になります。飛散するものもないので落下物だけ気を付けてシートはかけずに作業します。
工事の様子です。
まずはサイディングボードを止める下地として胴縁(どうぶち)という角材を455㎜間隔で外壁に打っていきます。胴縁は15㎜の厚みがあり既存のサイディングと金属サイディングの間にこの15㎜の隙間ができます。15㎜の隙間が通気層となって、湿気を排出してくれる構造になります。
次に基礎と外壁の間に水切りを取り付けます。外壁を伝って落ちてきた雨水を外壁の中に入れないためのものです。その上にサイディングボードを止めるスターターを取り付けます。スターターは少しでも水平が狂って付けてしまうとサイディングがだんだん曲がってついてしまい、見た目もよくありませんし、スターターが1㎜ずれると一番上では2㎝くらいのずれになってしまいます。水平を確認しながら取り付けていきます。
サイディングボード本体を取り付けます。デザインによって横張りする場合と縦張りする場合があります。今回は横張りのデザインだったため胴縁は縦に取り付けましたが、サイディングボードを縦張りする場合は胴縁は横方向に取り付けます。サイディングボードのサイズは幅400㎜、長さが3000㎜くらいです。そのまま晴れれば楽なのですが、壁には窓があり、配管があります。必要に応じて切り欠いたり穴をあけるなど加工して取り付けていきます。
足場がかかったままで完了写真を撮ってしまいましたが、これで足場を解体したら工事は終了です。
南面にアクセントカラーのエンジ色を入れて、メインは深いグリーにしました。お施主様のイメージ通りの仕上がりになりお褒めのお言葉をいただいています。ありがとうございました。