安曇野市外壁現地調査|セキスイハウスのアパートの外壁の調査
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- 現地調査
アパートはセキスイハウスの建物で、外壁材はセメント系の窯業系サイディング、屋根は同じくセメント系のスレートでした。
外壁は一見何ともない感じでしたが、細かく見ていくと不具合がいくつかありました。
外壁の調査を始めるときはほとんどの場合、一番わかりやすいチョーキングから見ます。手で触ると白い粉が付く現象で、これは紫外線が塗料の中の顔料という色を出す成分を壊すためにおこる現象です。壁を触る前と触った後、指先が白くなっているのお分かりかと思います。これがチョーキングです。みなさんも一度ご自分のお家の壁を触ってみて下さい。白や茶色など壁の色に近い色の粉が手につくようなら、塗装して欲しいという外壁からのサインです。早めにメンテナンスをすれば費用も抑えられるので是非ご検討ください。
セキスイハウスさんのサイディングの板間の目地はシーリングではなく、ゴム製のパッキンで防水しています。そのパッキンが外れることがよくあります。弊社でも何件も補修しました。この写真は高い位置にあったのでその場ではできませんでしたが、このくらいなら押し戻すことが出来ると思います。
セメント系の窯業系サイディングは外壁材の中でシェアが70%あると言われています。ほとんどの家が窯業系サイディングで、ほとんどの家に板間の目地があります。防水上ここが劣化したり不具合があると水トラブルにつながります。一度目地の点検もしてみて下さい。もしひび割れや断裂などがあれば弊社イトウ住建にご相談ください。