岡谷市外壁現地調査|セキスイハウスさんの外壁|目地キャップの不具合
- 現地調査
岡谷市川岸で外壁塗装のお問い合わせがあり現地調査に行ってきました。4年ほど前にご近所の別のお宅で外壁塗装をさせていただきましたが、そのお客様のご紹介でお問い合わせをいただきました。こういったお客様からのご紹介は大変ありがたく、私たちの仕事が評価していただいた証だと思っております。
セキスイハウスさんのお家で外壁は窯業系サイディング、セキスイさんの板間目地には目地キャップが施されていてシーリングはありませんでした。この目地キャップは積水さんのお家は多く採用されているようですが、キャップに不具合が生じるとシーリングを打つわけにはいかないので大変です。弊社では積水さんの目地キャップが施されているお家は目地カバー工法をお勧めしています。目地カバーを付ければ目地キャップを傷めることがありません。
先に屋根に上って採寸していたので手が汚くてすみません。チョーキング検査の前後です。外壁を触って白い粉がつく現象をチョーキングといいます。塗料の中に入っている顔料という色を出す成分が紫外線で破壊され粉上に浮いてくるものです。御覧のように指先にべったりついてきました。チョーキングが現れると塗り替えのタイミングです。
コケやカビの汚れが出ています。東面や北面に多く発生します。特にコケや藻は外壁に発生すると常にそこが濡れている状態になります。外壁にとっていい環境ではないので、バイオ洗浄などで抗菌処理をしながら洗浄することをお勧めします。
こちらはキッチンの換気扇のウェザーカバー下の汚れです。キッチンからなので油が混ざった汚れです。ここも常に油がついている状態になるので、コケやカビの汚れと同様きちんとした洗浄が必要になります。
目地キャップン状況です。一部このように外れてしまっているところがありました。幸い嵌め戻すことができたので戻しておきました。これが戻すことができなくなってしまうと奥行きが3cmくらいあるのでその深さをシーリングするのですが、それが正解かどうかわかりません。できればシーリングしたなくてもいいように施工したいので、この上から目地カバーをかぶせてこれ以上劣化しないようにします。
他のお家で施工した目地カバーです。塗装可能なので塗装と一緒に施工すれば外壁と同じ色にできます。あまり目立たなくなるうえに目地の保護になります。
関連記事 目地カバー工法 施工事例