劣化症状に合わせた最適な外壁リフォーム:カバー工法による解決事例

劣化症状に合わせた最適な外壁リフォーム:カバー工法による解決事例

毎日家族を守ってくれている大切なお住まいも、年月とともに少しずつサインを出してくるものです。
「壁が反ってきた」「塗装してもすぐ剥がれる」といったお悩みは、実は表面的な補修だけでは解決しないことも少なくありません。
私たちはこれまで、信州の厳しい気候に耐えられなくなった様々な外壁を、カバー工法で新築のように再生させてきました。
お住まいの健康状態を正しく知り、長く安心して暮らすためのヒントにしていただければ幸いです。

症例1:水分を吸って腐食した木質サイディングの再生

工事完了後
施工前 木質サイディングをカバー工法
施工後 木質サイディングをカバー工法1
木質サイディングをカバー工法2
木質サイディングをカバー工法3

木のぬくもりが魅力の木質サイディングですが、メンテナンスのタイミングを逃すと水分を吸収し、手で触るとボロボロと崩れるような腐食が始まってしまいます。
このような状態では、表面を塗装しても塗膜が定着せず、すぐに剥がれ落ちてしまうため根本的な解決にはなりません。
今回の施工では、まず既存の外壁の上に「透湿防水シート」を隙間なく貼り巡らせました。
このシートは、外からの雨水はシャットアウトしつつ、壁の内部に溜まった湿気だけを外に逃がす魔法のような役割を果たします。
今ある水分を無理に封じ込めない工夫を施した上で、耐久性に優れた金属サイディングでカバーすることで、建物の寿命をぐんと延ばすことができました。

症例2:寒暖差で反ってしまった窯業系サイディング

工事完了後
施工前 反ったサイディングをカバー工法
施工後 反ったサイディングをカバー工法
反ったサイディングをカバー工法
反ったサイディングをカバー工法

信州特有の厳しい寒暖差は、外壁材にとって非常に過酷な環境です。
特に厚みが不足しているサイディングボードは、季節ごとの伸縮に耐えきれず、端の方からググッと反り上がってしまうことがあります。
一度反ってしまったボードは、残念ながら職人がどれだけ力を尽くしても、元の平らな状態に戻すことはできません。
隙間をシーリングで埋めるだけの補修では、またすぐに動いて隙間が空いてしまいます。
そこで、私たちはカバー工法を「最適解」としてご提案しています。
反った外壁の上から新しい下地を組み、金属サイディングで覆うことで、見た目の美しさを取り戻すだけでなく、二重構造による断熱効果も期待できるようになります。

症例3:崩れが激しい北側外壁の抜本的な解決

工事完了後
施工前 北側の崩れが著しかった外壁をカバー工法
施工後 北側の崩れが著しかった外壁をカバー工法
北側の崩れが著しかった外壁をカバー工法
北側の崩れが著しかった外壁をカバー工法

日当たりが悪く湿気が溜まりやすい北側の外壁は、他の方角に比べて劣化スピードが早い傾向にあります。
今回、表面の剥離や崩れが著しく、パテで補修してから塗装するという選択肢もありましたが、それでは数年後にまた同じ悩みをお客様に抱えさせてしまうことになります。
そこで、今後のライフサイクルをトータルで考え、思い切って長期メンテナンス不要なカバー工法を採用されました。
完成後はお住まいの表情がガラリと変わり、「まるで別の家に建て替えたみたい」と、お客様からも満面の笑みで喜びの声をいただくことができました。
部分的な「直し」ではなく、将来の安心を買う「投資」としてのリフォームとなりました。

症例4:ひどいクラック(割れ)への樹脂サイディング対策

工事完了後
施工前 クラックが著しい外壁をカバー工法
施工後 クラックが著しい外壁をカバー工法
クラックが著しい外壁をカバー工法2
クラックが著しい外壁をカバー工法2

厚みが12mm以下の古い窯業系サイディングは、強度が十分ではないため、大きなクラック(ひび割れ)が発生しやすいのが特徴です。
こうした薄いボードへの塗装メンテナンスは、正直に申し上げて「延命処置」にしかなりません。
塗装直後は綺麗に見えても、下地自体が弱っているため、すぐに同じ場所から割れが生じてしまう可能性が非常に高いのです。
今回は、一旦全てのクラックを丁寧に補修して防水性を確保した後、さらに透湿防水シートを敷設しました。
その上から、弾力性があり割れに極めて強い「樹脂サイディング」を重ね張りしています。
「また割れるかも」という不安を抱えながら何度も塗装を繰り返すよりも、一度のカバー工法で長期間の安心を手に入れる方が、結果として家計にもお住まいにも優しい選択になります。

お客様からよくある質問

Q1:12mm厚のサイディングに塗装は向かないのでしょうか?

A:厚みが足りないボードは強度が低いため、塗装をしてもまたすぐに割れや反りが発生するリスクがあります。
一時的な延命にはなりますが、長い目で見るとカバー工法の方がコストパフォーマンスに優れています。


Q2:カバー工法をすると家が重くなりませんか?

A:使用する金属サイディングや樹脂サイディングは非常に軽量です。
建物への負担を最小限に抑えつつ、断熱性や遮音性を高めることができるため、耐震面でもご安心ください。


Q3:今ある外壁の水分や湿気が、中に閉じ込められませんか?

A:施工の際に「透湿防水シート」を適切に使用します。
外からの水は防ぎつつ、内側の湿気だけを逃がす仕組みを作るため、壁の中で腐食が進む心配はありません。


Q4:工事期間はどのくらいかかりますか?

A:お住まいの大きさや形状にもよりますが、概ね2週間前後が目安です。
今の壁を剥がさずに作業できるため、住みながらの工事でも騒音や粉塵の影響を比較的少なく抑えられます。


Q5:デザインのバリエーションは選べますか?

A:はい、豊富にございます。
本物の石積みのようなデザインからモダンな木目調まで、お好みに合わせて一新できるため、新築のようなワクワク感を味わっていただけます。

記事内容 金属サイディングカバー工法
日  付