池田町古民家外壁塗装|外壁木部に木部専用保護塗料を塗装
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北安曇郡池田町での外壁塗りかえ塗装です。本日の作業は木部の塗装です。
軒の天井が木の表しで作られています。一般的なお宅の軒の天井はケイ酸カルシウム板(ケイカル板)で蓋をしたつくりが多いです。
そういった場合の塗装はウールローラーでスルスル塗り進めますが、こういった垂木表し軒天上ですとそうは行きません。
この軒天はウールローラーでは逆に手間がかかりますので、刷毛で塗装致します。ただ塗ればいいものではなく、まず塗装面の隅っこに塗料を塗りこみ、平らな面は後から追いかけます。木部塗装で気を付ける点ですが、ステイン系の浸み込む塗料を使用しますので塗装面のタイムラグがあると塗り斑が出来てしまいます。そうならないように手早く仕上げていく必要があります。
今回使用した塗料は和信化学の『ガードラックアクア』です。ガードラックアクアは水性塗料になります。『ガードラックPro』が溶剤塗料になります。今回のガードラックアクアは職人から「うんと塗りやすい」「スラスラ塗れちゃう」など大変評判がいいです。
入隅やつなぎ目など大きな刷毛では塗料が入りにくい箇所は、小さい刷毛や中型の刷毛を使い分けして塗りこんでいきます。隅っこを塗装するとき以外は、木目に沿って刷毛で撫でていきます。
塗料の種類はたくさんありますが、大筋で言いますと木部⇒ステイン系、モルタル⇒弾性樹脂塗料、サイディング⇒弾性樹脂塗料or硬質性樹脂塗料、鉄部⇒弱溶剤塗料と使い分け致します。例えば木部に樹脂塗料を塗装してしまうと、木は収縮しますので剥がれてきてしまいます。塗装をしてはいけないわけではありませんが、毎年塗り替えをするのであれば強固な塗膜が仕上がるので強くなります。庭の塀でしたらご自分で塗装を毎年できますが、足場を必要とする箇所を毎年はできませんね。やはり塗り替えをお考えになりましたら、専門家にご相談ください。