富士見町外壁塗装｜外壁の意匠性を残すためにガラスコートクリア塗料を吹き付け

2022年10月12

外壁塗装

諏訪郡富士見町で屋根と外壁の塗装を行っています。一条工務店さんのお家で屋根はガルバリウム鋼板の一文字葺き、外壁は１階の一部がレンガ張り、残りの部分とと２階がモルタル造です。今回屋根は高耐久塗料、ＡＧＣコーテックのフッ素樹脂塗料で塗り替え、外壁はモルタル部分はラジカル制御型シリコン樹脂塗料、関西ペイントのＲＳシルバーグロスＳｉを１階２階で色を変えて塗り分け、レンガ部分はデザイン性が高いのでレンガ調はそのままにクリア塗装をしました。今回はそのクリア塗装の様子をご紹介します。

こちらはモルタル部分の吹き付け塗装です。使用した塗料はコーテック株式会社のＣ-１グラス　ＳＲ１０００という塗料です。フッ素以上の耐久性が期待でき、塗装対象物を選ばないという優れた塗料で、簡単に言うと塗装面をガラスコーティングする塗料です。クリアなのでレンガ調などデザイン性の高い外壁でその風合いを残したいという方にはぴったりの塗料です。多少値段が高いのですがその分長持ちするのでコストパフォーマンスも悪くはないと思います。このＣ１グラスをエアガンで吹き付けていきます。クリア塗装は刷毛やローラーだと塗り筋が出てしまうので吹き付け塗装を採用しました。

レンガ部分の吹き付けの様子です。このようなデザイン性の高いの外壁にはうってつけの塗料です。ただ、欠点が一つ、全くのクリアなのでザラザラした外壁面では塗った感があまりわからないです。光の加減だったりＣ１グラスを塗っていない部分があるとなんとなくわかるのですが、ザラザラした面はほとんどわかりません。

施工前

施工後

でも平滑面に関してはこのようにツヤツヤになります。玄関ドアが多少色褪せていたので一緒にＣ１グラスを吹き付けました。

屋根は高耐久塗料のフッ素樹脂塗料、外壁も同じく高耐久のＣ１グラス、玄関ドアや樹脂製のモール、樹脂製のサッシ枠、銅製の土台水切り、通常では塗装できないところもＣ１グラスなら塗装できます。塗れなかったところはほとんどないくらいすべての部分を塗装できたので、新築のような輝きが戻り、しかもそれが長持ちする塗装ができました。お施主様も大変喜んでいらっしゃいました。

前の記事を見る次の記事を見る