木曽郡大桑村外壁塗装|元の木目調の意匠を生かした外壁塗装 2022年09月22 外壁塗装 木曽郡大桑村での外壁塗装工事が終わりました。弊社事務所は塩尻市にあります。塩尻市から南へ65㎞ほど、時間にして1時間半くらい行ったところが大桑村です。ちょっと遠い現場でしたが、職人さんが頑張ってくれました。 木目調の柄が入った窯業系サイディングの外壁です。外壁塗装は通常刷毛やローラーで3回塗りをします。塗り終わるとそこそこ厚い塗膜が完成します。今の木目調の模様は通常のやり方だと消えないまでも薄くぼやけてしまう可能性がありました。何とか模様は残してほしいという強いご要望で、職人と相談した結果、ちょっとだけ技術を使ってご要望にお応えしました。 施工前施工後 施工前と施工後、ビフォーアフターの写真です。木目調はきれいに出ていると思います。 ちょっとした技術とは、吹き付け塗装です。吹き付けは一般的に塗装で行われている方法ですが、今回のお施主様のご要望通りの仕上がりにするには、ただ吹き付ければいいというものではありません。木目が出るようにただ薄く吹き付ければいいというものでもありません。適正な量を塗布しなければ塗料の性能が発揮されません。剥がれなどの不具合につながることもあります。木目が残るギリギリの量を塗布するには技術と経験が必要です。 ご希望通りの仕上がりになりました。 お風呂のサッシ周りに爆裂が発生して、外壁がボロボロになっていました。簡単な補修ではきれいに直らないので、ボロボロの外壁を撤去して金属サイディングを部分的に張りました。これも色は同じ色を塗ることができますが、がらは金属サイディングのラインナップになければ、目立ってしまうところでした。偶然にも同様の柄のものがあり、補修後はほとんどわからない仕上がりになっています。 お施主様も大変喜んでいただきました。 前の記事を見る 次の記事を見る