塩尻市屋根外壁塗装|10年経っても塗りたてのツヤ|高耐久フッ素樹脂塗料を塗装
- 外壁塗装
- 屋根塗装
施工概要
- 施工内容
- 屋根塗装
外壁塗装 - 使用材料
- 屋根:AGCコーテック
ルミステージ弱溶剤GT
外壁:AGCコーテック
ルミステージ水性GT - 工事期間
- 3週間
- 築年数
- 25年
- 建坪
- 屋根塗装面積 110㎡
外壁塗装面積 108㎡ - 保証年数
- 10年
- ご依頼のきっかけ
- 隣近所で塗装工事を行う際に、工事前のご挨拶に伺ったときにお見積もりのご依頼をいただきました。丁寧な挨拶と迅速な対応でお願いすることにした、というお言葉をいただきました。
- 工事費(総額)
- 1,400,000円
- 地域
- 塩尻市
塩尻市で行った屋根塗装、外壁塗装の様子をご紹介いたします。
近隣で別の工事を行う際の工事前のご近所挨拶がきっかけでお見積もりのご依頼をいただき、工事前の丁寧な挨拶、迅速な対応を気に入っていただき工事のご依頼をいただいました。
屋根はスレート、外壁はALCです。長持ちする塗料がいいということで、屋根外壁ともAGCコーテックのフッ素樹脂塗料りみステージを塗装しています。
屋根外壁高圧洗浄
まずは屋根外壁の洗浄作業です。
塗装工事において洗浄作業は一番最初に行う大切な作業です。もちろん汚れを落とすのが目的ですが、汚れが付いたまま塗装をすると汚れの上に塗装をすることになり、塗料の密着不良で塗膜が剥がれてしまったりフクレが起きたり等の不具合が生じます。どんなことも初期や下準備、下地作り、基礎が重要です。丁寧に汚れを落とします。私たちプロが使う高圧洗浄機は家電量販店やホームセンターなどで市販されている電動の高圧洗浄機ではなく、写真にのせたようなガソリンエンジンの高圧洗浄機を使います。電動の洗浄機だとほしい水圧を確保できません。ほしい水圧を出そうとするとホースの口を細く絞る必要があります。洗浄面を紙に例えるとボールペンで紙を塗りつぶすイメージです。ボールペンだと紙をきれいに塗りつぶすのは難しいですよね。ガソリンエンジンの洗浄機だとホースの口が広いままほしい水圧を確保できます。筆で紙を塗りつぶそうとするときれいに塗りつぶすのは難しくありませんよね。そんなイメージです。
屋根塗装下地処理 ケレン・下塗り
下地処理はまだあります。
塗装面をケレンします。ケレンとはクリーンから派生した(諸説あり)塗装の業界用語で洗浄で落としきれなかった剥がれかかった塗膜や金属屋根ならサビなどを落とす作業です。薬品を使う1種ケレン、電動工具を使う2種ケレン、手道具を使う3種ケレン、ほうきなどで簡単に行う4種ケレンがあります。一般住宅で薬品を使うことはないので1種ケレンはまず多ないません。サビや塗膜の剥離が著しい場合に球に2種ケレンを行いますが稀なケースです。一般的には3種、4種ケレンを行います。左の写真はナイロンたわしで種ケレンを行っている様子です。十分に下地処理を行ってようやく塗装作業に入ります。
塗装は一部の塗料を除いて下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げます。右の写真は下塗りの様子です。塗料と塗装面の密着を高めるための塗装です。
屋根塗装 中塗り
次に中塗りの作業です。
写真は中塗りの中のダメ込みという作業です。ダメをなくすという意味のこれも塗装の業界用語です。塗装のダメとは塗り残しのこと、塗り残しがないように狭い部分を刷毛を使って塗装します。これはなか卯塗りだけでなく下塗り、上塗りでもダメ込みを行います。この後で広い面をローラーを使って塗っていきます。
屋根塗装 上塗り
屋根塗装最後の工程は上塗りです。
今回使用した塗料はAGCコーテックのフッ素樹脂塗料ルミステージ弱溶剤GTです。AGCコーテックはAGC(旧旭硝子)の塗料部門で、塗料メーカーであるとともにフッ素を提供する原料メーカーでもあります。ほかの会社でもフッ素樹脂徒労は出していますが、材料のフッ素はすべて旭硝子から購入しています。塗装後10年経っても塗りたてのツヤが維持されているという事例をいくつも見てきました。
軒天塗装
外壁塗装に入る前に軒天を塗装します。
軒天は屋根の出(軒 のき)の裏側で外壁を雨から守る役目があります。ただ最近はデザイン性重視で軒を小さくしたり、ない場合もあります。外壁が傷みやすくなるのでどうかと思いますが・・・
軒天は小屋裏からの湿気を排出する場でもあるので透湿性のある塗料が必要です。今回は関西ペイントのワイドグリップという透湿性のある塗料を塗っています。白なので下の色が透ける場合があります。様子を見ながら透けるようだったら2回塗りで仕上げます。
外壁塗装 下塗り
外壁塗装の様子です。まずは下塗りです。
外壁はALCです。パワーボードなどの商品名のほうがお員とくるかもしれません。中に気泡が無数に入った軽量コンクリートの外壁です。ボード自体に防水性がないので表面を塗装して防水しています。定期的な塗り替えのメンテナンスが必須です。
外壁も屋根と同様、3回塗りで仕上げます。これも屋根と同じで塗装面と塗料の密着を高める接着剤の役割があるとそうです。ダメ込みも行っています。
外壁塗装 中塗り
続いて中塗りです。
中塗りは屋根にも言えますが、塗料の持つ防汚性や遮熱性、防藻性などの機能、性能を塗る工程です。ダメ込みを行ってローラーで仕上げます。
外壁塗装 上塗り
外壁塗装の仕上げの上塗りです。
外壁で使用した塗料もAGCコーテックのフッ素樹脂塗料ルミステージ水性GTです。屋根は常に雨、風、日光にさらされているので強い油性の塗料を使います。シンナー臭がありますが屋根なので生活には影響がないというところも理由です。外壁は屋根ほど自然環境にさらされていないこと、シンナー臭があると生活に影響が出るために臭いの少ない水性塗料を使います。
上塗りは屋根外壁とも塗料の性能とともに色、ツヤを塗る工程です。
付帯部塗装
最後に雨樋や雨樋がついている面(鼻隠し)、屋根の側面(破風 はふ)などの付帯個所を塗って工事終了です。
今回は隣近所の工事のごあいさつでご近所をうかがっていた時にご依頼いただいた工事でした。たまに工事のご挨拶の時や、工事中にうちもやってほしいというご依頼をいただきことがあります。私たちは工事の前には必ずご近所にご迷惑をおかけします、いついつまでこちらで工事させていただきますというようなご挨拶を近隣の方々にいたします。当然のことではありますが、ご近所から工事のご依頼をいただくとご近所挨拶もおろそかにできないと自覚しました。
【裏のうちで塗装工事をするということで事前にあいさつに来てくれました。ちょうど塗装をしなければいけないと思っていたので見積もりを依頼したところ、迅速に対応してくれて価格も手ごろだったのでお願いしました。イトウ住建さんにお願いしてよかったと思っています】