松本市塗装工事|入れ替えよりもリーズナブル|ユニットバスへの塗装
- その他
施工概要
- 施工内容
- ユニットバス塗装
- 使用材料
- 強アルカリ洗剤ブレークアップ
強酸性洗剤インダストリアルクリーナー - 工事期間
- 3日間
- ご依頼のきっかけ
- 別の工事をしている中で、ユニットバスも塗装できるというお話をさせていただいたところ、興味をお持ちになり追加でユニットバス塗装をご依頼いただきました。
- 工事費(総額)
- 450,000円
- 地域
- 松本市
松本市で行ったユニットバスの塗装工事の様子をご紹介します。一般的にはユニットバスへの塗装はできないというイメージがあるかと思いますが、下地処理を丁寧にすればユニットバスへの塗装も可能です。ユニットバスの交換のリフォームよりも3分の1から4分の1の値段で工事が可能なのでリーズナブルです。工期も3日間で終わるため交換工事が1週間かかることを考えると、お風呂に入れないというストレスも半分で済みます。タイルのお風呂や痛みが激しいユニットバスには塗装できませんが、検討する価値がある工事だと思います。特に宿泊施設のユニットバスリフォームには効果的です。
工事の様子です。
まずは鏡や小物置きの棚など外せる器具はすべて外します。鏡は塗装できませんが外した器具も必要に応じて別の場所で同じように塗装することができます。
そのあとで全体をサンダーやサンドペーパーなどで研磨します。ユニットバスのようなつるつるの面は塗装してもすぐに剥がれてしまいます。研磨してあえて傷をつけることで塗装面積が増えて塗料の密着が高まり塗装することができます。
次に洗浄作業です。まずは強アルカリ洗剤ブレークアップで洗浄し、アルカリ性になった表面を今度は強酸性洗剤インダストリアルクリーナーで洗浄することで中和させます。
細かいクラックが何か所かあったのでパテで補修してクラックを埋めておきます。
今回は天井と壁、浴槽、床を色を変えて塗り分けるため、壁、天井を塗るときには浴槽と床、浴槽の塗装の時には天井、壁、床、床の塗装の時には天井、壁、浴槽というようにその色では塗らないところを養生します。養生とは塗装の場合は塗装しないところをマスカーというテープが付いたビニールで覆う作業のことを言います。養生はまっすぐに貼らないと曲がったりガタガタのままの線で仕上がってしまうので慎重に貼ります。塗装工事にとって養生を丁寧にすることが仕上がりの良し悪しにつながるので一番気を使う作業の一つです。
塗装は吹き付け塗装で行います。屋根や外壁の塗装のように外で行う吹き付け塗装なら必要ないのですが、密閉したユニットバスの浴室なので作業者の安全のため防毒マスクを着用し、ダクトを付けて排気設備を設けます。
吹き付け塗装は下塗り3回吹き付けます。その後一度サンドペーパーで研磨してまた塗装面を傷つけます。アルコールで洗浄してから上塗りを同じく3回吹き付けます。均一な塗膜が要求される技術の必要な作業です。
最後にアセトンとアルコールでで洗浄して仕上げのクリア塗装を行います。
新品とまではいきませんが新品に近い仕上がりになりました。予算的にユニットバスの交換工事ができなかったり、殺風景だったユニットバスをアクセントカラーを入れて塗装するなど、何件か工事させていただいているユニットバス塗装工事です。