塩尻市シーリング打ち替え工事|外壁塗装よりも大切な板間目地のメンテナンス
- シーリング打ち替え
施工概要
- 施工内容
- 窯業系サイディング盤間目地シーリング打ち替え
- 使用材料
- オート化学工業 オートンイクシード
カラー:ユーロベージュ - 工事期間
- 3日
- 築年数
- 20年
- ご依頼のきっかけ
- 目地が割れてきたことと、外壁の塗り替え時期だったことでご依頼いただきました
- 工事費(総額)
- 270,000円(足場含む)
- 地域
- 塩尻市
塩尻市で行った窯業系(ようぎょうけい)サイディングの板間目地のシーリング打ち替え工事の様子をご紹介いします。
現在日本で出回っている外壁材の約80%が窯業系サイディング(ようぎょうけいさいでぃんぐ)という材料です。この窯業系サイディング同士のつなぎ目には、ほとんどの場合シーリング(コーキング)が施されています。主にシリコーン樹脂製で気密性、防水性を確保するために使います。お家の壁や窓廻りに素材が違うゴム質のような1cm幅位のラインがシーリングです。
このシーリングは10年~15年で太陽の紫外線などにより、劣化してしまいます。劣化してヒビ、切れ、剥がれなどが起きると、気密性、防水性はなくなり雨水が浸入し外壁や室内に悪影響が出ます。
定期的なメンテナンスが必要です。
今回使用したシーリング材はオート化学工業株式会社のオートンイクシードです。弊社が標準使用しているシーリング材で、高耐久が期待できる材料です。シーリングの色も白や黒、茶だけではなく、100色以上の中からお選びいただけます。壁の色に合わせて目立たなく出来ます。今回はユーロベージュという色になりました
いよいよ作業が始まります。打ち替えなので古く劣化したシーリングを撤去します。今回はスリーエムジャパン株式会社のスピンカッターという道具を使って除去しました。通常はカッターを何度も入れて切り離すのですが、スピンカッターはインパクトドライバーの先になり、回転しながら切り離してくれます。作業時間が3倍ほど早くなります。カッターを使って除去するのは危険も伴います。その危険度も解消され、しかもきれいに切れ離せます。早い、安全、きれい、優れた道具です。
次にマスキングテープで養生をします。余分なところにはみ出さないという目的と、シーリングを打った後にまっすぐきれいな仕上がりになります。
次にプライマーという下塗り材をハケで塗布します。壁材とシーリング材の接着剤の役割をするものです。
養生、下塗りの後ようやくシーリング材を打っていきます。少なからず、多からず、職人の腕の見せ所です。
シーリング材を打ち終わってすぐに金ゴテで押さえます。すぐにやらないと乾き始めてきれいに仕上がりません。時間との戦いです。
マスキングテープを剥がして完成です。ほとんど同じ色で仕上がりました。このお宅はデザイン性の高い外壁材だったので、AGCコーテックのフッ素、無色のクリアを塗った後に、シーリングを打ちました。高耐久の外壁塗料と、高耐久のシーリング材で長期間メンテナンスの心配はいりません。