北安曇郡池田町外壁塗装リシン吹付モルタル外壁に意匠性を出す塗装方法マスチック工法
- 外壁塗装
施工概要
- 施工内容
- モルタル外壁マスチック塗装
- 使用材料
- 関西ペイント
外断熱躯体保護防水塗料
ドリームコート - 工事期間
- 3週間
- 築年数
- 40年
- 建坪
- 外壁面積:134㎡
- ご依頼のきっかけ
- モルタル外壁にクラックが目立ってきたため
- 工事費(総額)
- 1,340,000円
- 地域
- 北安曇郡池田町
北安曇郡池田町で行った外壁塗装の様子をご紹介します。幹線道路沿いのモルタル外壁のお宅で、外壁にはモルタルにはつきもののクラックがたくさん入っていました。モルタル外壁は躯体にラス網という金網の下地を張って、そこにセメントを塗った外壁です。少し前は外壁材の主流でしたが、モルタルを塗る左官作業はぐ術が必要で、職人さんが少なくなってきたこと、窯業系サイディングなどほかにいい建材が出てきたこと、揺れに敏感でクラックが入りやすいことなどからだんだん少なくなってきた外壁です。そのモルタル外壁に断熱性、防水性に優れ、弾性が強い関西ペイントのドリームコートをマスチック工法で塗装しました。
マスチック(砂骨)塗装です。マスチック塗装とは、さざ波状で凹凸のある厚塗り塗装工法のことで、砂骨塗装とも言います。意匠性があり厚塗りなので断熱塗料などで施工したり、塗り替えの下地がリシン吹き付けだったり下地のクラックが激しく、塗装をしても下地の凹凸が浮き出てしまう場合などに施工する技術です。
左の写真がマスチック塗装で使用するマスチックローラーです。一般的に塗装で使うウールローラーよりも目が粗く、その目が模様となって塗膜に現れます。ウールローラーよりも塗料を使うので塗膜は厚くなります。意匠性を必要とするモルタル外壁の塗装や、クラック補修をした後を隠したい外壁の塗装にはよく使うローラーです。
右の写真が今回使用した塗料、関西ペイントのドリームコートです。こちらも厚膜が必要な塗装にはよく使う塗料で、塗膜が厚い分断熱性に優れ、浸透性があるため壁内結露も抑えてくれます。浸透性が高いのですが防水性も高い塗料です。塗膜に弾性があるため外壁の揺れに追従して外壁を守ります。
塗装の様子です。窓や玄関ドア、今回は柱や付け柱など塗装しない部分をマスカーというビニールシートにテープがついている養生材などで覆います。外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げます。マスチック塗装は3工程のうちどこかで行えば模様は出るのですが、今回は3工程すべてでマスチック塗装を行いました。下塗りにも男性のある下塗り材を使用しています。それぞれが厚い塗膜になり断熱性、防水性、透湿性、弾性により優れた塗膜になります。
この3回塗り全てをマスチック塗装する工法は塗装職人からの提案でした。池田町は寒冷地です。真冬はマイナス二けたになることも珍しくはありません。また比較的築年数が経った古いお家だったので室内の気密性や断熱性があまり期待できません。そんな環境課のお家だったので塗装職人の経験から3回マスチック塗装の提案をしてくれました。通常のウールローラーの塗装よりも塗料を多く使用する分手間がかかるのですが、お施主様がより喜ぶ施工をしてくれるのが弊社の職人です。お施主様もいい職人さんを連れてきてくれたと喜んででおられました。