諏訪市シーリング打ち替え|窯業系サイディング板間目地のシール打ち替え
- シーリング打ち替え
施工概要
- 施工内容
- 窯業系サイディング
板間目地シーリング打ち替え - 使用材料
- オート化学工業
オートンイクシード - 工事期間
- 2日間
- 築年数
- 30年
- ご依頼のきっかけ
- 目地が割れてきたことと、外壁の塗り替え時期だったため
- 工事費(総額)
- 350,000円
- 地域
- 諏訪市
今回諏訪市でシーリングの打替え行ったのでご紹介します。
現在日本で出回っている外壁材の約80%が窯業系サイディング(ようぎょうけいさいでぃんぐ)という材料です。この窯業系サイディング同士のつなぎ目には、ほとんどの場合シーリング(コーキング)が施されています。主にシリコーン樹脂製で気密性、防水性を確保するために使います。お家の壁や窓廻りに素材が違うゴム質のような1cm幅位のラインがシーリングです。
このシーリングは10年~15年で太陽の紫外線などにより、劣化してしまいます。劣化してヒビ、切れ、剥がれなどが起きると、気密性、防水性はなくなり雨水が浸入し外壁や室内に悪影響が出ます。
定期的なメンテナンスが必要です。
今回使用したシーリング材はオート化学工業株式会社のオートンイクシードです。
シーリングの色も白や黒、茶だけではなく、100色以上の中からお選びいただけます。
今回は外壁塗装を行った後でシーリングの打ち替えをする後打ちだったので、外壁に塗った塗料の色に合わせた色をチョイスする必要があります。
いよいよ作業が始まります。打ち替えなので古く劣化したシーリングを撤去します。今回はスリーエムジャパン株式会社のスピンカッターという道具を使って除去しました。通常はカッターを何度も入れて切り離すのですが、スピンカッターはインパクトドライバーの先になり、回転しながら切り離してくれます。作業時間が3倍ほど早くなります。
カッターを使って除去するのは危険も伴います。その危険度も解消され、しかもきれいに切れ離せます。早い、安全、きれい、優れた道具です。
次にマスキングテープで養生をします。余分なところにはみ出さないという目的と、シーリングを打った後にまっすぐきれいな仕上がりになります。
次にプライマーという下塗り材をハケで塗布します。壁材とシーリング材の接着剤の役割をするものです。
養生、下塗りの後ようやくシーリング材を打っていきます。少なからず、多からず、職人の腕の見せ所です。
シーリング材を打ち終わってすぐに金ゴテで押さえます。すぐにやらないと乾き始めてきれいに仕上がりません。時間との戦いです。
マスキングテープを剥がして完成です。ほとんど同じ色で仕上がりました。