塩尻市パルコン住宅塗装|屋上・ベランダ防水塗装/外壁塗装の様子
- 雨漏り工事
- 外壁塗装
- 防水工事
施工概要
- 施工内容
- 外壁塗装・屋上防水塗装
- 使用材料
- 外壁:水谷ナノコンポジット。防水:NDコート
- 工事期間
- 2週間
- 築年数
- 25年
- ご依頼のきっかけ
- 雨漏り
- 地域
- 塩尻市
塩尻市で行いました大成建設パルコン住宅の屋上防水・外壁塗装の様子をご紹介いたします。2階の天井から雨漏りが酷いので見てほしいとご依頼をいただきました。雨漏りの原因を見つけるのは難しく、あやしい箇所を補修しても雨漏りが止まらない事はよくあります。今回は思い切ってペントハウス(屋上に上がる階段室)周りをコンクリートで埋めて、防水塗装を致しました。
外壁を塗装いたしますので、洗浄作業です。雨漏りがありますので、室内にはバケツを置いての作業です。今回はサーモグラフィーを使い雨水侵入経路を特定致しました。
屋上・ベランダの防水塗装の様子です。こちらの住宅の既存は、防水塗装の上にコンクリート製の敷板が張り詰めてあります。このコンクリート敷板のせいでどこから雨水が侵入しているかが全く分かりません。下見時に敷板のひび割れめがけて洗浄水をかけて、外側に水が出てくることを確認いたしました。
今回の施工方法は、コンクリ敷板の隙間にシーリング処理をして防水塗装を致します。まずは下塗り材を下塗りいたします。
目地隙間にシーリングを打ち込んでいきます。下地材の上に打ち込みますので、密着性が上がります。こちらのシーリングはウレタン素材の高耐久性シーリングです。
中塗りの様子です。使用いたしました材料は、NDコートです。中塗り材で厚みを作り塗ります。
上塗りの様子です。中塗り材が十分に乾いてから上塗りトップ材を塗装して仕上がりです。
外壁下塗りの様子です。下地材はナノコンポジットシーラーです。基本モルタル外壁にはフィラーを使いますが、RC構造のパルコン外壁をフィラーで厚塗りいたしますと、後々に塗膜が膨れる症状が出ることが多いのです。
中塗りの様子です。使用いたしました材料は、水谷のナノコンポジットです。この塗料の特徴は、ナノサイズの無機素材をシリコンで包んだ樹脂になります。透水性に優れていまして、土留め擁壁に塗装をしても塗膜が膨れることは御座いません。パルコンは全面コンクリートで、雨水が当たる箇所も板金被せ等なく、塗膜の防水性がなくなると給水して吐き出す水分が塗膜を押し出し膨れるのです。
上塗りの様子です。上塗りは中塗りと同じ材料で仕上げます。乾いた中塗りの個所と、塗りたての上塗りは色が少々違いますので塗残しは御座いません。
大成建設パルコンは適正に塗装を行わないと塗膜の膨れやハガレができてしまいます。塗り替え専門業者でも塗り替えをお断りされる事もあるので、施工を頼まれる際は業者の施工手順をしっかりと確認してください。