塩尻市|築30年の窯業系サイディング130㎡を金属外壁でカバー工法

施工前
施工後
施工概要
施工内容
外壁金属サイディングカバー工法
使用材料
KMEW株式会社
金属サイディング
はる一番 影石柄Ⅲ
工事期間
1か月
築年数
30年
建坪
外壁面積 130㎡
保証年数
メーカー保証10年
ご依頼のきっかけ
ナショナル住宅(現パナホーム)の建物で、近隣のほかのお家と比べても傷みが激しかったのでご相談いただきました。ナショナル住宅はサッシ廻りやベランダ周りが特に傷みが激しくなり、塗装ではどうしようもなくなります。コストはかかりますが長い目で見るとメンテナンスの必要がほとんどない金属サイディングのカバー工法を選択していただきました。
工事費(総額)
3,700,000円
地域
塩尻市

2026年9月25日 更新

塩尻市|築30年の窯業系サイディング130㎡を金属外壁でカバー工法

塗装では補修が難しい窯業系サイディングを金属外壁でカバー工法

塩尻市で、築約30年の住宅の外壁カバー工事を行いました。
建物はナショナル住宅(現パナソニック ホームズ)で、既存外壁は窯業系サイディングです。
お客様は、同時期に建てられた近隣住宅と比べてもご自宅の外壁の傷みが目立つことを気にされ、イトウ住建へご相談くださいました。
現地を確認すると、特にサッシ周りやベランダ周辺の外壁に傷みが確認されました。
今回は既存外壁の状態から塗装によるメンテナンスでは対応が難しいと判断。
既存の窯業系サイディングを残し、その上からKMEWの金属サイディング「はる一番 影石柄Ⅲ」を重ね張りするカバー工法をご提案しました。

施工面積は約130㎡、工事費は約370万円、工期は約1か月です。

今回の金属サイディングカバー工法を30秒で確認

塩尻市|築30年の窯業系サイディング130㎡を金属外壁でカバー工法1

地域|塩尻市
築年数|約30年
既存外壁|窯業系サイディング
外壁面積|約130㎡
外壁の状態|サッシ周り・ベランダ周辺などに傷み
工事内容|金属サイディングカバー工法
使用材料|KMEW はる一番 影石柄Ⅲ
下地|15mm樹脂胴縁
追加施工|窓下に水切りを新設
工事費|約370万円
工期|約1か月
保証|メーカー保証10年
現場判断|塗装による補修ではなく既存外壁を残したカバー工法を選択

塩尻市の築約30年住宅で、傷みが進んだ窯業系サイディング約130㎡を金属サイディングでカバー工法しました。
既存外壁の上に15mmの樹脂胴縁を施工して通気層を確保し、KMEW「はる一番 影石柄Ⅲ」を重ね張り。
既存になかった窓下の水切りも新設しました。
工事費は約370万円、工期は約1か月です。

工事のきっかけ|近隣住宅と比べて外壁の傷みが気になった

お客様がご相談されたきっかけは、同時期に建てられた近隣住宅と比較して、ご自宅の外壁の傷みが進んでいると感じられたことでした。
現地を確認すると、既存の窯業系サイディングには傷みがあり、特にサッシ周りやベランダ周辺で目立っていました。
外壁メンテナンスというと最初に塗装を考える方も多いと思いますが、既存外壁そのものの傷みが進んでいる場合、塗装だけでは対応できないことがあります。
今回は既存外壁の状態を確認した結果、金属サイディングを重ねるカバー工法で改修することになりました。

施工前|サッシ周り・ベランダ周辺の外壁を確認

施工前の窯業系サイディングです。

特に傷みが確認されたのが、窓などの開口部周辺やベランダ周辺でした。

窯業系サイディングは表面を塗装して保護する外壁材ですが、外壁材そのものの損傷が進んでいる場合は、塗装して表面を保護するだけでは補修にならないことがあります。

そのため今回は塗装ではなく、既存外壁の上から新しい外壁材を施工する方法を選択しました。

15mmの樹脂胴縁を455mm間隔で取り付け

金属サイディングを施工するため、まず既存外壁の上へ胴縁を取り付けます。
今回使用したのは厚さ15mmの樹脂製胴縁です。
この胴縁を455mm間隔で取り付け、その上へ金属サイディングを施工します。
既存外壁と新しい金属サイディングの間には、胴縁の厚みによって約15mmの空間ができます。
この部分を通気層として確保し、壁内の湿気を排出しやすい構造にします。

既存外壁へそのまま新しい外壁材を密着させるのではなく、胴縁を使って下地と通気層をつくってから施工するのが今回のカバー工法です。

既存になかった窓下の水切りを新設

今回の施工で重要だった納まりの一つが窓下です。
既存の窓下には水切りがありませんでした。
そこで金属サイディングを施工する前に、窓下へ新しく水切り板金を取り付けました。
水切りは窓周辺を伝ってきた水を外側へ排出しやすくするための部材です。
既存外壁をそのまま覆うだけではなく、施工前の状態を確認し、必要な部分の納まりも見直してから新しい外壁を施工しています。

後付けの差し掛け屋根を外壁から離して施工スペースを確保

もう一つ、この住宅で施工方法を考える必要があったのが、ベランダ部分に設置されていた後付けの差し掛け屋根です。
差し掛け屋根を避けて金属サイディングを施工すると、屋根と外壁の取り合い部分で十分な施工スペースを確保できません。
今回は後付けされた差し掛け屋根だったため、オリジナルの支柱を用意して屋根を外壁から少し離し、その奥まで金属サイディングを施工できるスペースを確保しました。
これにより、差し掛け屋根が接していた部分にも金属サイディングを施工しています。
建物に付属物がある場合は、単純に平らな外壁部分だけを張ればよいわけではありません。
こうした取り合い部分をどのように納めるかも、外壁カバー工事では重要になります。

KMEW「はる一番 影石柄Ⅲ」を下から施工

下地と各部の納まりを整えたら、金属サイディングを施工します。
今回使用したのはKMEW「はる一番 影石柄Ⅲ」です。
金属サイディングは外壁の下側から上へ順番に施工していきます。
上下の接合部分を嵌合させながら張り上げ、外壁全体を仕上げていきました。
既存の窯業系サイディングを撤去せず、その上へ新しい外壁を施工できることがカバー工法の特徴です。

縦の接合部分には同質のジョイントカバーを施工

金属サイディングの縦方向の接合部分には、専用のジョイントカバーを取り付けます。
今回使用したのは、外壁本体と色・柄を合わせた同質のカバー材です。
カバー材の下にはベース材があり、裏側にはパッキンが付いています。
これをベース材へ取り付けて接合部分を仕上げました。

窯業系サイディングでは目地にシーリングを使用するケースが一般的ですが、今回の金属サイディングでは専用部材を使用してジョイント部分を納めています。

完成|窯業系サイディング130㎡を金属外壁でカバー

工事完了後
施工前
施工後
工事完了後
施工前
施工後

約1か月で外壁カバー工事が完成しました。
既存の窯業系サイディングを撤去せず、約130㎡の外壁をKMEW「はる一番 影石柄Ⅲ」で覆っています。
工事費は約370万円です。
施工後、お客様からは「近所からは新築と言われています」という声もいただきました。
今回の工事で特に重要だったのは、単に既存外壁の上へ金属サイディングを張ったことではありません。
窓下には水切りを新設し、後付けの差し掛け屋根部分では施工スペースを確保するために納まりを変更。
さらに15mmの樹脂胴縁による通気層を確保してから金属サイディングを施工しています。
既存住宅のカバー工法では、その住宅にある窓・ベランダ・後付け部材などを確認し、それぞれの取り合いを考えながら施工することが重要です。

担当者コメント

今回の住宅では、既存の窯業系サイディングの傷みが進んでいたため、塗装ではなく金属サイディングのカバー工法を選択しました。
カバー工法というと「既存外壁の上から新しい外壁を張る工事」と考えられがちですが、実際には窓やベランダ、差し掛け屋根など、さまざまな取り合いがあります。
今回は窓下への水切り新設や、後付け差し掛け屋根部分の施工方法を現場で検討しながら納めました。
外壁材の種類だけではなく、現在の外壁の状態と建物の納まりを確認して工法を決めることが大切です。

よくある質問

Q. 傷んだ窯業系サイディングは塗装すれば直りますか?

既存外壁の状態によります。
表面の塗膜を保護する目的で塗装できる状態もありますが、外壁材そのものの損傷が進んでいる場合は、塗装だけでは補修できないことがあります。
今回は現地の状態からカバー工法を選択しました。

Q. 外壁カバー工法では既存サイディングを撤去しますか?

今回の工事では既存の窯業系サイディングを残し、その上へ樹脂胴縁を取り付けて金属サイディングを施工しました。
既存外壁の状態などによって施工可否を確認する必要があります。

Q. カバー工法では窓周りもそのまま覆うだけですか?

窓などの開口部は納まりを確認して施工します。
今回の住宅では既存になかった水切りを窓下へ新設してから金属サイディングを施工しました。

Q. ベランダ屋根などが付いていてもカバー工法はできますか?

建物との取り合いや後付け部材の構造によって対応方法が異なります。
今回は後付けの差し掛け屋根を外壁から少し離せたため、その奥まで金属サイディングを施工しました。

塩尻市で「塗装で直せるのか、カバー工法が必要なのか」迷っている方へ

「窯業系サイディングの傷みが進んでいる」
「サッシやベランダ周辺が崩れている」
「塗装を勧められたけれど、本当に塗って大丈夫なのか分からない」
という場合は、まず現在の外壁材が塗装できる状態なのかを確認することが重要です。

イトウ住建では、塩尻市をはじめ中南信地域で外壁の無料診断を行っています。
最初からカバー工法を前提にするのではなく、既存外壁の傷み方や下地、窓・ベランダなどの納まりを確認し、塗装で対応できるのか、カバー工法や張り替えが必要なのかを判断してご提案します。

締め

お客様の声
ナショナル住宅で 他のお宅の外壁と比べても傷みが大きかったので イトウ住建さんに相談したところナショナル住宅は サッシ廻り ベランダ廻りの痛みがひどく塗装でのメンテナンスは厳しいと言われたので思い切って 煉瓦調のサイディングにしてみました。
近所からは新築と言われてます
記事内容 金属サイディングカバー工法
地  域 塩尻市
日  付