塩尻市金属サイディングカバー工法|長尺ボードは施工費がかかるけど仕上がりがきれい
- 金属サイディングカバー工法
長い長い金属サイディングを張る準備
塩尻市の外壁金属サイディングのあまりない施工事例なので紹介させていただきます。旭トステムDanサイディング・スパンサイディングSは一番長い外壁材で125尺約3780㎜です。そうしますと縦方向に外壁を張っていきますと繋ぎ目ができてしまいます。今回はそれを回避するため長い長い金属サイディングを張る施工です。
通常ではあまりやることがないことですが、長いものを扱うのでキズが付きやすくなります。事前に回避するために養生を金属サイディングの上に張ります。この金属サイディングの長さは7300㎜です。旭トステムDanサイディングの最大寸法となります。弊社ではKMEWはる一番も数多く施工していますが最長は8000㎜です。
長い金属サイディングを運ぶ
7300㎜ 7.3mの商品を扱うには3人が必要です。しかも足場の正面からは入れることができませんので、横う方向の足場の隙間から入れて行きます。
足場が3段あると一段一段に人を入れて受け取るような形にします。足場に金属サイディングがあたると直ぐに傷になりますので細心の注意で施工をします。
金属サイディングを垂直にする
一旦逆の外側に出して今度は垂直にしていく作業です。これは風の強い日にはできない作業です。
何とか垂直になり、今度はサイディングをかみ合わせしていく作業です。これも3人ほぼ同時にやっていかないと。真っすぐのラインがでなくなってしまします。難しい工程です。
金属サイディングをはめ込む
今回は右から左へ張る施工をしています。3人で同時に右側の金属サイディングの目地にはめ込みをします。今回施工して三井ホームの外壁はとても真っすぐなラインが出ており、凸凹調整しなくても綺麗なラインがでました。
ラインが出ましたらビス止めをしていきます。
仕上り あと6枚同じことするんです。
今回は養生をしているのでベージュ色ですが本来はこのグリーンです。
本来の施工ですと1㎡8000円前後が金属サイディングと施工の価格ですが長い商品になりますと人も多く必要なので㎡9000円以上の価格となります。
あとこの工程を6枚やる必要があります。長尺タイプはつなぎ目なく綺麗にできますが、施工は大変なんです。
三井ホームさんは総2階で切妻5寸以上のパターンが多い住宅ですので、長物の金属サイディングを使うニーズが多くありそうですね。