松本市外壁塗装|シーリング打ち替えと目地カバー工法の施工事例
- 外壁塗装
- シーリング打ち替え
- その他
施工概要
- 施工内容
- 外壁塗装
シーリング打ち替え
目地カバー - 使用材料
- 関西ペイントRSシルバーグロスSi
オートンイクシード - 工事期間
- 1か月
- 築年数
- 20年
- 建坪
- 40坪
- 保証年数
- 7年
- ご依頼のきっかけ
- 塩尻市洗馬のM様からのご依頼で、はじめは浴室サッシ下の外壁が崩れているので、見て欲しいというお話でした。現地調査に伺ったとっころ、サッシ下の外壁の崩れは凍害による爆裂という現象でした。外壁内部に水が入りそれが凍って膨張すると中から壁が傷むというものです。崩れた外壁を補修するのは簡単ですが、その原因を直さないと同じことの繰り返しになってしまいます。隅々まで調査した結果シーリングの劣化、外壁の劣化が見られ早急にメンテナンス必要という診断をしました。メンテナンス方法などを細かく説明し、工事させて頂く事になりました。
- 地域
- 松本市
松本市洞で外壁塗装と窯業系サイディングの板間目地の打ち直しと目地カバー工法を行いました。浴室窓下の壁が崩れているというご依頼で見に行ったのですが、想像以上に劣化が進んでいて、外壁のチョーキング、板間目地のシールの劣化、窓廻りのシールの劣化、浴室窓下は水が入りそれが凍って中から壁を壊す爆裂という現象でした。メンテナンス方法を細かくご説明し、工事のご依頼を頂きました。
外壁の劣化症状
浴室窓下の状況です。アルミサッシと壁材の間から結露水が入り、それが冬場に凍って膨張し内側から壁を壊す爆裂という現象です。窓下に水切りという金物が入っていない為壁の隙間から水が入ってしまいます。水切りを入れて壁を補修した後塗装します。
窓廻りのシールはほぼ全滅でした。中でもこの2階東側の窓廻りはひどく、シールがなくなっているような状況でした。1階のシールを見て分かったのですが、適切な施工がされておらずこのような状態になってしまったと思われます。
シーリング打ち替え
ここから工程のご紹介です。
まずシーリングの処理をします。古いシーリングが劣化が激しかったので、すべて撤去して打ち替えることにしました。そこまで劣化していなければ上から打つ増し打ちという方法でも大丈夫です。費用的にも抑えられるので早めのメンテナンスをお勧めします。
写真は古いシーリングを撤去した写真です。
次にマスキングテープを貼っていきます。これはシールを打った後コテなどで押さえて均すときに、余計なところにはみ出さないようにするためです。仕上がりの美観を左右する大事な作業です。
次にプライマーを塗っていきます。プライマーとはシーリング材と外壁との密着を高める接着剤の役割をします。これをしないとシールが剥がれやすくなってしまいます。前のマスキングテープと同様、見えなくなってしまう作業ですが重要な作業です。
下準備が終わったらシールを打って、コテで均した後マスキングテープを剥がしてシーリングの作業は終了です。
目地カバー工法
外壁塗装
シーリングの作業が終わると外壁塗装に移ります。今回使用した塗料は下塗り材が関西ペイントの弾性ホルダーという、弾力性のある下塗り材です。これを1回壁全体に塗装します。下塗り材はほとんど白なので、下塗りが終わると一旦建物は真っ白になります。
次に中塗り、上塗りと作業が進みます。中塗り、上塗りは同じ塗料を使用し、今回採用した塗料は関西ペイントのRSシルバーグロスSiとい塗料です。弊社はリフォームサミットという関西ペイントの特約店に加盟しているのでこのRSシリーズの塗料が使えます。
この塗料はラジカル制御型塗料と言って、紫外線が塗膜を破壊して劣化していくのですが、この塗膜破壊の原因がラジカルです。紫外線が塗膜に当たると塗膜内でラジカルが発生して、このラジカルが塗料の密着力を弱め、色の成分である顔料を壊します。そのラジカル発生を抑制するのがラジカル制御型塗料ということになります。
この塗料を中塗り、上塗りと合計2回、下塗りと併せて3回塗りをします。
アクセントとして玄関周りの入隅だけ濃いめの色にしました。こうした塗り分けも可能です。事前にイメージ画像をお作りして、打合せを重ねて色を決めていきます。
これで目地の心配もなくなり、外観もきれいになりました。お施主様も大変満足されていました。
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