安曇野市|腐食した木質サイディングを塗装せず金属サイディングでカバー工法
施工概要
- 施工内容
- 外壁金属サイディングカバー工法
- 使用材料
- KMEW株式会社
金属サイディングはる一番
- 工事期間
- 1か月
- 築年数
- 25年
- 保証年数
- 外壁 メーカー保証10年
- ご依頼のきっかけ
- 外壁の木部分が水を吸って腐食が始まっていたということでお問い合わせいただきました。現地調査に伺うと1階部分が木質サイディングの外壁で、確かに水を吸って腐食が始まっていて黒くなり、見た目にもあまりよくありませんでした。お施主様は当初塗装で何とかならないかとお考えだったようですが、塗装してもきれいにはならない状態だったので、今後のメンテナンスも必要なくなる金属サイディングでのカバー工法をお勧めしました。
- 工事費(総額)
- 1,800,000円
- 地域
- 安曇野市
2026年10月6日 更新
安曇野市で腐食した木質サイディングを金属サイディングでカバー
安曇野市の築25年住宅で、劣化した木質サイディングの外壁を金属サイディングでカバーしました。
建物は1階が木質サイディング、2階がモルタル外壁で、今回施工したのは1階部分です。
木質サイディングが水分を吸い、一部では黒く変色して腐食が始まっていました。
お客様は当初、塗装によるメンテナンスをご希望でした。
しかし、ここまで木質部分の劣化が進むと、表面を塗装しても外壁材そのものの傷みを解消することはできません。
そこで既存外壁を撤去せず、KMEWの金属サイディング「はる一番」を重ね張りするカバー工法をご提案しました。
外壁面には透湿防水シートを施工し、厚さ15mmの樹脂胴縁で通気層を確保してから金属サイディングを取り付けています。
工事費は約180万円、工期は約1か月です。
今回の外壁工事を30秒で確認
・地域:安曇野市
・築年数:25年
・既存外壁:1階 木質サイディング/2階 モルタル
・症状:木質サイディングの吸水・黒ずみ・腐食
・判断:塗装による維持は難しい状態
・工事内容:1階外壁の金属サイディングカバー工法
・使用材料:KMEW 金属サイディング「はる一番」
・下地:透湿防水シート+15mm樹脂胴縁
・工事費:約180万円
・工期:約1か月
・保証:メーカー保証10年
ポイント
木質サイディングは、表面の色あせ程度なら塗装によるメンテナンスを検討できます。
しかし今回は吸水による変色と腐食が進んでいたため、「塗ればきれいになるか」ではなく、「塗装後も外壁材として維持できる状態か」を見て工法を判断しました。
工事のきっかけ|木質サイディングの腐食が気になりご相談
お客様からご相談いただいたきっかけは、1階外壁に使われている木質サイディングの傷みでした。
外壁が水分を吸ったことで黒く変色し、一部では腐食も始まっていました。
「できれば塗装で何とかしたい」というご希望がありましたが、外壁塗装は傷んだ外壁材そのものを新品に戻す工事ではありません。
まず現在の木質サイディングが塗装によるメンテナンスに適した状態なのかを確認しました。
木質サイディングが黒く変色|塗装できる状態かを確認
現地で確認すると、木質サイディング全体の劣化が進み、一部は黒く変色していました。
木質外壁の場合、表面に塗膜をつくる塗料を使用する方法と、木部へ浸透させる保護塗料を使用する方法があります。
ただし、どちらを選んでも下地となる木質サイディング自体の腐食が元に戻るわけではありません。
今回の状態で表面を塗装しても、傷んだ下地の影響によって塗膜が長期間安定しない可能性があります。
一方、浸透型の木材保護塗料では、すでに生じている黒ずみや傷みを新品のような外観へ戻すことはできません。
そのため今回は、塗装を繰り返して維持するよりも外壁を覆う工法が適していると判断しました。
張り替えではなく金属サイディングのカバー工法を選択
木質サイディングを改修する方法として検討できるのが、既存外壁を撤去して新しい外壁材へ張り替える方法と、既存外壁を残して新しい外壁材を重ねるカバー工法です。
今回は既存の木質サイディングを残し、その上から金属サイディングを施工するカバー工法を採用しました。
使用したのはKMEWの金属サイディング「はる一番」です。
既存外壁をすべて撤去するのではなく、現在の外壁を下地として利用できることがカバー工法の特徴です。
ただし、どの建物でもそのまま重ね張りできるわけではありません。
既存外壁や下地の状態を確認し、カバー工法が可能かどうかを判断する必要があります。
外壁工事のため足場を設置
金属サイディングのカバー工事を始める前に、建物の周囲へ足場を設置しました。
今回施工するのは1階の木質サイディング部分ですが、外壁材の搬入や加工、役物の取り付けなどを安全かつ確実に行うため、作業できる足場を確保してから施工に入ります。
足場の設置後、既存の木質サイディングの状態を確認しながら、透湿防水シートと下地の施工へ進みました。
透湿防水シートを施工|既存の木質外壁を覆う
金属サイディングを取り付ける前に、既存の木質サイディングの上へ透湿防水シートを施工しました。
透湿防水シートには、外側からの水の浸入を抑えながら、壁内部の湿気を外へ逃がす役割があります。
今回は木質サイディングに水分を含んだ跡や腐食が見られたため、既存外壁を覆ったうえで次の下地工程へ進みました。
カバー工法では完成後の金属サイディングだけでなく、その内側をどのような構造にするかも重要です。
15mmの樹脂胴縁を施工して通気層を確保
透湿防水シートの上には、厚さ15mmの樹脂胴縁を縦方向に取り付けました。
この胴縁が金属サイディングを固定するための下地になります。
同時に、透湿防水シートと金属サイディングの間に約15mmの空間が生まれます。
これが外壁内部の湿気を排出するための通気層です。
既存の木質サイディングを金属サイディングで単純に覆ってしまうのではなく、湿気を逃がす空間を設けたうえで新しい外壁を施工します。
KMEW「はる一番」を下から順に重ね張り
下地が完成したら、KMEWの金属サイディング「はる一番」を取り付けます。
今回は横張りのため、外壁の下側から上へ順番に施工しました。
住宅の外壁には窓や配管などがあるため、長い金属サイディングをそのまま取り付けられる場所ばかりではありません。
それぞれの位置に合わせて切断や切り欠きなどの加工を行い、納まりを確認しながら張り進めています。
出隅部分は専用部材で納めて外壁の断面を保護
建物の角で金属サイディング同士が直角に交わる部分を「出隅」といいます。
ここはサイディングの切断面が出る場所になるため、専用の出隅部材を取り付けて納めました。
今回は外壁本体に合わせた同色の出隅カバーを使用しています。
金属サイディング工事では広い壁面をきれいに張るだけでなく、建物の角や窓まわりなど、外壁材が途切れる部分をどのように納めるかも仕上がりを左右します。
木質外壁から金属サイディングへ|住宅の印象も大きく変化
金属サイディングの施工が完了しました。
以前は木質サイディングによるカントリー調の外観でしたが、金属サイディングを重ね張りしたことで、すっきりとしたモダンな印象へ変わりました。
色柄は工事前に複数のイメージ画像を作成し、実際のカットサンプルも確認していただきながら決定しています。
外壁カバー工法は使用する色や柄によって住宅全体の印象が大きく変わるため、完成後のイメージを確認しながら選ぶことも大切です。
担当者より|木質外壁は表面だけでなく外壁材の状態を確認します
今回、お客様は当初、塗装によるメンテナンスを希望されていました。
外壁工事では、ご希望の工法をそのまま施工するのではなく、その工法で今後も維持できる状態なのかを確認することが大切です。
特に木質サイディングは、表面の色あせだけでは劣化の程度を判断できません。
水分を吸っていないか、腐食や反りが進んでいないかなど、外壁材そのものの状態を確認する必要があります。
イトウ住建では、現在の外壁の状態を確認したうえで、塗装・部分補修・カバー工法などから建物に合った方法をご提案します。
木質サイディングのカバー工法Q&A
Q. 木質サイディングは傷んだら必ずカバー工法になりますか?
A. いいえ。表面の色あせや塗膜の劣化が中心で、木質サイディング自体が健全であれば塗装を検討できる場合があります。
吸水、反り、腐食などが進んでいる場合は、塗装以外の方法も含めて検討します。
Q. 木質サイディングの上からそのまま金属サイディングを張るのですか?
A. 今回は既存外壁の上に透湿防水シートを施工し、15mmの樹脂胴縁で下地と通気層をつくってから金属サイディングを施工しました。
既存外壁の状態や建物によって施工方法は異なります。
Q. カバー工法なら既存の外壁を撤去する必要はありませんか?
A. カバー工法が可能と判断できれば、既存外壁を残して施工できます。
ただし、下地まで大きく傷んでいる場合などは、部分的な補修や張り替えが必要になることがあります。
現地で既存外壁と下地の状態を確認して判断します。
木質サイディングは「塗れるか」だけで判断しないことが重要です
木質サイディングが色あせてきたからといって、必ずカバー工法が必要になるわけではありません。
状態によっては塗装によるメンテナンスが可能です。
一方で今回のように吸水や腐食が進んでいる場合は、塗装をしても期待する耐久性や仕上がりを得にくいことがあります。
大切なのは、「塗装とカバー工法のどちらが安いか」だけで決めるのではなく、現在の外壁材がどこまで傷んでいるのかを確認してから工法を選ぶことです。
イトウ住建では、安曇野市をはじめ長野県中南信地域で外壁の無料診断・お見積もりを行っています。
木質サイディングの黒ずみ、腐食、塗膜の剥がれなどが気になっている方は、塗装ができる状態なのか、カバー工法など別の方法を検討したほうがよいのかを確認したうえでご提案します。
「塗装で直せるのか分からない」という段階でもお気軽にご相談ください。
| 記事内容 | 金属サイディングカバー工法 |
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| 地 域 | 安曇野市 |
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