塩尻市|築40年・初めての屋根外壁塗装|セメント瓦の塗膜剥離を補修
施工概要
- 施工内容
- 屋根塗装
外壁塗装
- 使用材料
- 屋根
関西ペイント ダイナミックルーフ
外壁
関西ペイント RSシルバーグロスSi
- 工事期間
- 3週間
- 築年数
- 40年
- 建坪
- 屋根塗装面積 180㎡
外壁塗装面積 135㎡
- ご依頼のきっかけ
- 塗装しなければいけないと意識されたのは訪問販売業者の指摘だったそうです。その業者にも見積もりを取ったようですが、複数の業者から見積もりを取ったほうがいいというアドバイスを聞いて弊社にもご相談いただきました。現地調査に伺ったところ、セメント瓦の屋根、モルタルの外壁で、屋根、外壁とも塗膜の剥がれが顕著でした。築40年メンテナンスらしいメンテナンスはしてこなかったということです。はじめは屋根葺き替え、外壁カバー工法をお勧めしていましたが、コスト面の事情で塗装でのメンテナンスをすることになりました
- 工事費(総額)
- 1,600,000円
- 地域
- 塩尻市
2026年9月26日 更新
【塩尻市|築40年で初めてセメント瓦屋根とモルタル外壁を塗装】
塩尻市の築約40年の住宅で、セメント瓦屋根とモルタル外壁の塗装を行いました。
これまで大きなメンテナンスをしてこなかった建物で、現地を確認すると屋根・外壁とも既存塗膜の剥がれが進行。
特にセメント瓦は塗装でのメンテナンスには厳しい状態だったため、当初は屋根の葺き替えと外壁カバー工法をご提案しました。
しかし、工事費用も含めてお施主様と検討した結果、今回は劣化した塗膜をできる限り除去して塗装する方法を選択しています。
屋根には関西ペイント「アレスダイナミックルーフ2液」、外壁には「RSシルバーグロスSi」を使用。
屋根塗装面積は約180㎡、外壁塗装面積は約135㎡、工事費は約160万円、工期は約3週間です。
【今回の屋根・外壁塗装を30秒で確認】
地域:塩尻市
築年数:約40年
既存屋根:セメント瓦
既存外壁:モルタル
ご相談:訪問販売業者から屋根・外壁の劣化を指摘されたことをきっかけに相見積もり
工事内容:セメント瓦屋根塗装・モルタル外壁塗装
屋根塗装面積:約180㎡
外壁塗装面積:約135㎡
屋根塗料:関西ペイント アレスダイナミックルーフ2液
外壁塗料:関西ペイント RSシルバーグロスSi
工事費:約160万円
工期:約3週間
工事のポイント:
屋根・外壁とも塗膜剥離が進んでいたため、本来は屋根葺き替え・外壁カバー工法を検討する状態でした。
今回は塗装による不具合や耐久性のリスクをご説明し、脆弱な既存塗膜を除去する下地処理を行ったうえで塗装しています。
【工事のきっかけ|訪問販売業者の指摘から相見積もりへ】
塗装を意識されたきっかけは、訪問販売業者から屋根や外壁の劣化を指摘されたことでした。
その業者からも見積もりを取られたそうですが、「複数の業者から見積もりを取ったほうがいい」という話を聞き、イトウ住建にもご相談いただきました。
現地調査で確認したのは、築約40年のセメント瓦屋根とモルタル外壁です。
これまで大きなメンテナンスをしてこなかったこともあり、屋根・外壁とも既存塗膜の剥離が目立つ状態でした。
【セメント瓦は塗膜が大きく剥がれていました】
屋根にはセメント瓦が使われています。
施工前の状態を確認すると、表面の既存塗膜が広範囲に剥がれていました。
ここまで既存塗膜が傷んでいる場合、新しい塗料を上から塗れば解決するとは限りません。下地そのものの状態が悪ければ、新しく施工した塗膜にも影響する可能性があります。
そのため現地調査の段階では、既存のセメント瓦を撤去して新しい屋根材へ交換する「屋根葺き替え工事」をご提案しました。
【本来は葺き替えを検討する状態|リスクを説明して塗装を選択】
今回の施工で特に重要だったのが、「塗装できれいにすること」よりも、現在の状態で塗装を選択するリスクをご理解いただくことでした。
お施主様は、できるだけ工事費用を抑えたいというご希望でした。
そこで、塗装後に不具合が生じる可能性があることや、早い段階から定期的にメンテナンスしてきたセメント瓦と同等の耐久性は期待しにくいことをご説明しました。
その内容をご理解いただいたうえで、今回は葺き替えではなく塗装によるメンテナンスを行うことになりました。
ここは今回の記事で最も重要な判断です。
「塗装できるから塗る」のではなく、現在の劣化状態・より適した工法・予算を整理し、選択肢とリスクを共有したうえで工事方法を決めています。
【セメント瓦の剥がれかかった塗膜をケレン】
塗装前に行ったのが、既存塗膜の下地処理です。
セメント瓦には、すでに剥がれた塗膜だけでなく、浮いて剥がれかかっている部分もありました。
この状態の上から新しい塗料を施工しても、下に残った弱い塗膜ごと剥がれる原因になります。
そこでマジックロンやカップサンダーなどを使用してケレンを行い、脆弱になった既存塗膜をできる限り取り除いてから塗装できる下地をつくりました。
【セメント瓦の下塗り|吸い込みを確認しながら施工】
下地処理を終えたら下塗りです。
今回のセメント瓦には、下地へ浸透させて内部で固めるタイプの下塗り材を使用しました。
劣化したセメント瓦は下塗り材を吸い込みやすいため、一度塗って終わりにはせず、吸い込みの状態を確認しながら施工しています。
今回のように既存塗膜の劣化が進んだ屋根では、仕上げ塗料だけでなく、その塗料を施工できる下地をどこまでつくれるかが重要です。
【アレスダイナミックルーフ2液で中塗り】
下塗りでセメント瓦の下地を整えたあと、関西ペイント「アレスダイナミックルーフ2液」で中塗りを行います。
中塗りでは瓦一枚一枚へ塗料を塗り広げ、仕上げに必要な塗膜を形成していきます。
劣化が進んでいた屋根だからこそ、下地処理と下塗りを済ませたうえで仕上げ工程へ進んでいます。
【アレスダイナミックルーフ2液で上塗り】
中塗りを乾燥させたあと、同じアレスダイナミックルーフ2液で上塗りします。
今回の屋根は、下地処理を行ったうえで下塗り・中塗り・上塗りと工程を重ねて仕上げました。
施工前には広範囲に既存塗膜の剥離が見られましたが、塗装によって屋根表面を整えています。
ただし、仕上がりがきれいになったことと、築40年で初めてメンテナンスしたセメント瓦の状態そのものが新しくなったことは別です。
その点を曖昧にせず、今回の塗装は既存屋根を活かして行うメンテナンスとして施工しています。
【モルタル外壁も塗膜剥離が進行】
続いてモルタル外壁です。
外壁にも複数箇所で塗膜の剥離が見られ、特に目立っていたのがベランダ脇でした。
現場では、ベランダ上部の笠木板金が劣化し、その部分から入った水が塗膜内部へ回ったことが剥離につながった可能性があると判断しています。
表面だけを見て「古いから塗膜が剥がれた」と判断するのではなく、周囲の納まりも確認する必要がある状態でした。
【モルタル外壁も脆弱な既存塗膜を除去】
外壁も屋根と同じように、剥がれたり浮いたりしている既存塗膜をそのまま残して塗装することはできません。
新しい塗料を施工する前に、脆弱な塗膜を除去して下地を整えました。
今回のように塗膜剥離が進んでいる建物では、仕上げ塗料の種類だけを見るのではなく、既存塗膜をどこまで処理してから塗装するかも重要な施工ポイントです。
【モルタル外壁の下塗り】
下地処理を終えたモルタル外壁へ下塗りを行います。
下塗りは、既存のモルタル外壁とこのあと施工する仕上げ塗料との密着を確保するための工程です。
施工前の塗膜が傷んでいたからこそ、脆弱部分を処理してから下塗りを行い、中塗り・上塗りへ進みました。
【RSシルバーグロスSiで中塗り】
下塗り後、関西ペイント「RSシルバーグロスSi」で中塗りを行います。
下地処理と下塗りを終えたモルタル外壁へ塗料を均一に塗り広げ、仕上げに必要な塗膜を形成します。
屋根と外壁では素材も使用する塗料も異なるため、それぞれに合わせた仕様で施工しています。
【RSシルバーグロスSiで上塗りして外壁完成】
中塗りの乾燥後、同じRSシルバーグロスSiで上塗りを行います。
今回のモルタル外壁も、下地処理を行ってから下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げました。
塗膜が剥がれていた部分も含めて外壁全体を仕上げ、屋根と外壁の塗装工事は完了です
【築40年で初めての塗装|きれいになってもリスクは残ります】
今回の住宅は、築約40年になるまで大きなメンテナンスをしてこなかったセメント瓦屋根とモルタル外壁でした。
塗装工事によって外観はきれいになりましたが、ここで重要なのは「塗装したから建物が新築時の状態へ戻った」と考えないことです。
今回の状態では、本来は屋根葺き替えや外壁カバー工法を検討する必要がありました。
そのことをご説明したうえで、費用とのバランスから今回は既存の屋根・外壁を活かした塗装を選択しています。
この施工事例からお伝えしたいのは、築40年だから必ず塗装できないということでも、反対に「塗れば大丈夫」ということでもありません。
現在の屋根材・外壁材と劣化状態を確認し、塗装で対応するのか、別の工法を検討するのかを判断することが重要です。
【よくある質問】
Q. 築40年で一度も塗装していなくても屋根や外壁は塗装できますか?
建物によって状態が異なるため、築年数だけでは判断できません。
今回の住宅は塗装を行いましたが、セメント瓦とモルタル外壁の塗膜剥離が進んでおり、本来は屋根葺き替え・外壁カバー工法を検討する状態でした。
まず現地で下地の状態を確認することが必要です。
Q. セメント瓦は塗装すれば元の状態に戻りますか?
塗装は既存のセメント瓦そのものを新品へ戻す工事ではありません。
特に今回のように長期間メンテナンスをしておらず既存塗膜の劣化が進んでいる場合は、下地処理をして塗装しても、早期から定期的にメンテナンスしてきた屋根と同じ条件にはなりません。
Q. 訪問販売業者から屋根や外壁の劣化を指摘されたら、すぐ工事したほうがいいですか?
その場ですぐ契約するのではなく、まず実際の状態を確認することをおすすめします。
今回のお施主様も訪問販売業者から指摘を受けたあと、複数業者から見積もりを取るためイトウ住建へご相談いただきました。
工事方法だけでなく、なぜその工事が必要なのかも確認したうえで比較することが大切です。
【塩尻市で築年数の経った屋根・外壁が気になる方へ】
「何十年も屋根や外壁をメンテナンスしていない」
「訪問販売業者から劣化を指摘された」
「塗装で済むのか、葺き替えやカバー工法が必要なのか分からない」
このような場合は、工事方法を決める前に現在の状態を確認することが重要です。
今回の住宅でも、イトウ住建が最初から塗装をおすすめしたわけではありません。セメント瓦とモルタル外壁の劣化状態から、まず屋根葺き替えと外壁カバー工法をご提案し、費用や塗装を選んだ場合のリスクまでご説明したうえで工事内容を決めています。
イトウ住建では外壁診断・お見積もりを無料で行っています。
「塗装できるか」だけではなく、「今の状態ならどの工事が適切なのか」を確認したい方もご相談ください。
| 記事内容 | 外壁塗装 屋根塗装 |
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| 地 域 | 塩尻市 |
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