塩尻市|反った外壁を部分撤去して金属サイディングでカバー工法

施工前
施工後 塩尻市サイディングカバー工法
施工概要
施工内容
外壁金属サイディングカバー工法
使用材料
KMEW株式会社
金属サイディングはる一番
工事期間
1か月
築年数
30年
建坪
外壁面積 170㎡
保証年数
10年
ご依頼のきっかけ
窯業系サイディングボードの反りがあり何とかしたいということでお問い合わせいただきました。調査に伺ったとこと北面の外壁が大きく反っていました。簡単な補修では直らないほどの傷みだったので、反っている部分の外壁を剥がしてベニヤを張って補修し、全体を金属サイディングを重ね張りするカバー工法の工事を行いました。
工事費(総額)
3,000,000円
地域
塩尻市

2026年9月26日 更新

塩尻市|反った外壁を部分撤去して金属サイディングでカバー工法

【塩尻市|反った外壁をそのまま隠さず部分撤去してからカバー工法】

塩尻市の築約30年住宅で、窯業系サイディング外壁の上から金属サイディングを施工するカバー工法を行いました。

ご相談のきっかけは、既存サイディングの大きな反りです。
現地を確認すると特に北面の反りが大きく、このまま新しい外壁材を重ねると仕上がりに不陸が出る可能性がある状態でした。

そこで、反りの大きいサイディングだけを撤去。
透湿防水シートとベニヤで下地を補修して既存外壁との高さを整えてから、15mm厚の樹脂胴縁を取り付けました。

樹脂胴縁によって既存外壁と新しい金属サイディングの間に通気層を確保し、KMEW「はる・一番」で外壁全体をカバーしています。

施工面積は約170㎡、工事費は約300万円、工期は約1か月です。

【今回の外壁カバー工法を30秒で確認】

塩尻市|反った外壁を部分撤去して金属サイディングでカバー工法1

地域:塩尻市
築年数:約30年
既存外壁:窯業系サイディング
ご相談:サイディングボードの大きな反り
工事内容:外壁部分撤去・下地補修・金属サイディングカバー工法
施工面積:約170㎡
使用材料:KMEW 金属サイディング「はる・一番」
通気層:15mm厚の樹脂胴縁で確保
工事費:約300万円
工期:約1か月
保証:10年
工事のポイント:
反りが大きい部分へそのまま金属サイディングを重ねず、既存外壁を部分撤去して下地を補修。
外壁面を整えてから通気層を確保し、カバー工法で仕上げました。

【工事のきっかけ|窯業系サイディングの大きな反りを何とかしたい】

お客様から、「外壁のサイディングボードが反っているので何とかしたい」とお問い合わせをいただきました。

現地調査で特に目立っていたのが北面です。

写真でも分かるほどサイディングボードが大きく反っており、外壁表面には塗膜の膨れも広い範囲で確認できました。

今回重要だったのは、反った既存外壁をそのまま残して新しい外壁材で隠さなかったことです。

カバー工法は既存外壁を利用できる工法ですが、下地となる外壁面の状態を確認せず、そのまま重ねればよいわけではありません。

【反りが大きく、そのまま重ね張りできない状態】

既存外壁は窯業系サイディングです。

今回確認した反りは、ビスなどで簡単に固定し直して済ませられる程度ではありませんでした。

この状態のまま上から金属サイディングを施工すると、下地の凹凸を拾って新しい外壁の仕上がりにも影響する可能性があります。

そこで全面を撤去するのではなく、カバー工法の下地として利用できないほど反った部分を撤去し、その部分だけ下地をつくり直す方法を選択しました。

今回の施工で最も重要な現場判断です。

【反った窯業系サイディングを部分撤去】

塩尻市サイディングカバー工法

まず、反りが大きかった窯業系サイディングを撤去しました。

外壁を外すと、内部の木材に湿りが見られる部分も確認できました。

ここでは「直貼りだから湿った」と原因を一つに断定するのではなく、実際に確認できた内部の状態を踏まえ、新しい外壁では湿気を排出できる通気層を設ける仕様としました。

既存外壁を残す部分と撤去する部分を分け、必要なところだけ補修していきます。

【撤去した部分へ透湿防水シートを施工】/【ベニヤで補修して既存外壁との高さを合わせる】

窯業系サイディングを撤去した部分には、透湿防水シートを施工しました。
透湿防水シートは、壁内部の湿気を外へ逃がしながら、外部からの雨水の浸入を防ぐための下地材です。
カバー工法で新しい外壁を張る前に、撤去した部分の防水下地を整えます。

透湿防水シートの上からベニヤを張ります。
ここで重要なのが、撤去せず残した既存サイディングとの高さです。
新しい金属サイディングをきれいに施工するため、補修した部分だけが凹んだり出っ張ったりしないよう、既存外壁面とフラットになるよう下地を整えました。
既存サイディングとベニヤの取り合いには防水テープも施工しています。

【15mmの樹脂胴縁を取り付けて通気層を確保】

塩尻市サイディングカバー工法

下地補修後、既存外壁の上へ樹脂胴縁を縦方向に取り付けます。

今回使用した樹脂胴縁は厚さ15mmです。

新しい金属サイディングを既存外壁へ直接固定するのではなく、この胴縁へ固定することで、既存外壁と新しい外壁の間に約15mmの空間ができます。

これが通気層です。

壁内部から出てくる湿気を排出する経路を確保するため、今回のカバー工法では非常に重要な工程です。

【土台水切りとスターターを水平に取り付け】

続いて、外壁下部へ土台水切りとスターターを取り付けます。

土台水切りは、外壁を伝ってきた雨水を外へ排出するための部材です。

スターターは、最初の金属サイディングを取り付ける基準になります。

ここが傾いていると、上へ張り進めるほど外壁材の位置がずれてしまうため、糸を張って水平を確認しながら取り付けました。

完成すると目立たない部分ですが、その後の外壁全体の仕上がりを左右する下地工程です。

【KMEW「はる・一番」を下から張り上げ】

塩尻市サイディングカバー工法
塩尻市サイディングカバー工法

下地が完成したら、新しい金属サイディングを施工します。

使用したのはKMEWの金属サイディング「はる・一番」です。

下側のサイディングへかみ合わせながら、樹脂胴縁へビスで固定し、下から上へ順番に張り上げていきます。

窓や配管などがある部分は、その形状に合わせて金属サイディングを加工して納めました。

単純に平らな壁へ張るだけではなく、開口部や設備との取り合いを一つずつ処理しながら施工していきます。

【外壁の角は同色・同柄の出隅カバーで仕上げ】

塩尻市サイディングカバー工法

建物の角には出隅ベースを取り付け、その上から出隅カバーを施工しました。

今回は外壁材と同色・同柄の部材を使用しています。

金属サイディングの切断面を隠しながら、外壁と一体感のある外観に仕上げるためです。

元の外壁とは印象が大きく変わりますが、角まで同じ色柄で納めることで、建物全体を統一感のある仕上がりにしています。

【反った外壁を補修してからカバー工法が完成】

塩尻市サイディングカバー工法

足場を撤去して外壁カバー工事は完成です。

今回の住宅では、既存窯業系サイディングに大きな反りがあったため、単純にその上から金属サイディングを重ねる施工はしていません。

反りが大きい部分を撤去
→ 透湿防水シート施工
→ ベニヤで下地補修
→ 既存外壁との高さを調整
→ 15mm樹脂胴縁で通気層確保
→ 金属サイディング施工

という順序で仕上げました。

「既存外壁を残せる」というカバー工法のメリットを活かしながら、残すことが適切でない部分は先に補修する。

これが今回の工事で最も重要なポイントです。

【外壁カバー工法でも既存外壁の状態確認が重要です】

金属サイディングカバー工法は、既存外壁を撤去せず、その上から新しい外壁材を施工できることが大きな特徴です。

しかし、既存外壁に大きな反りや不陸があっても、すべてそのまま隠してよいわけではありません。

今回の住宅では、特に反りが大きかった部分を撤去・補修してからカバー工法を行いました。

さらに、新しい金属サイディングを既存外壁へ直接張るのではなく、15mmの樹脂胴縁によって通気層を確保しています。

外壁の反りが気になる場合は、「塗装できるか」「カバー工法にするか」だけではなく、現在の外壁をどこまで残せる状態なのかまで確認して工事方法を決めることが大切です。

【よくある質問】

Q. 反ったサイディングの上からそのままカバー工法はできますか?
反りの程度によります。
今回の住宅では、そのまま重ねると新しい外壁にも不陸が出る可能性があったため、反りの大きい部分を撤去して下地を補修してからカバー工法を行いました。

Q. 外壁カバー工法では既存サイディングを全部剥がしますか?
必ずしも全面撤去するわけではありません。
今回の工事では利用できる既存外壁は残し、反りが大きく下地として利用しにくい部分だけを撤去しました。
既存外壁の状態を確認して判断します。

Q. カバー工法でも通気層はつくれますか?
今回の住宅では、既存外壁の上へ15mm厚の樹脂胴縁を取り付け、その上から金属サイディングを施工しました。
この胴縁によって既存外壁と新しい外壁の間に通気層を確保しています。

【塩尻市でサイディングの反り・膨れが気になる方へ】

「外壁の一部が大きく反ってきた」
「塗装で直せる状態なのか分からない」
「金属サイディングのカバー工法ができるか確認したい」

このような場合は、表面だけで工事方法を決めず、現在の外壁が下地として利用できる状態なのかを確認することが重要です。

今回の住宅でも、反った外壁をそのまま隠すのではなく、必要な部分を撤去して下地を補修してから金属サイディングを施工しました。

イトウ住建では、外壁の確認可能な範囲を無料で点検し、塗装・部分補修・カバー工法・張り替えなどから現在の状態に合った方法をご説明します。外壁診断・お見積もりも無料です。

「反っているけれど、どこまで工事が必要なのか分からない」という段階でもご相談ください。

締め
記事内容 金属サイディングカバー工法 補修工事
地  域 塩尻市
日  付