安曇野市で外壁カバーと雨漏り補修|「はる一番」と火災保険活用で住まいを再生

施工前
施工後
施工概要
施工内容
屋根塗装
外壁金億サイディングカバー工法
雨樋交換
使用材料
屋根:関西ペイント
アレスダイナミックルーフ
外壁:KMEW株式会社
金属サイディングはる一番
工事期間
1か月
築年数
25年
建坪
35坪
ご依頼のきっかけ
1階室内天井に雨染みができたため
工事費(総額)
2,500,000円
地域
安曇野市

2026年9月28日 更新

安曇野市|ベランダからの雨漏りを補修し外壁カバー|濡れた断熱材も交換

1階天井の雨染みを調査|壁を開けて濡れた断熱材まで確認

長野県安曇野市で、築25年・35坪のお住まいの雨漏り補修と外装リフォームを行いました。

ご相談のきっかけは、1階室内の天井にできた雨染みです。

現地調査を進めたところ、外付けベランダと外壁の取り合い部分から水が入り、外壁内部の断熱材まで濡れている状態を確認しました。
そこで今回は表面だけを塞ぐのではなく、ベランダを一度取り外して外壁を開口。
内部の状態を確認したうえで、濡れた断熱材の交換と透湿防水シートの施工を行っています。

外壁は既存の窯業系サイディングを活かし、KMEW株式会社の金属サイディング「はる一番」によるカバー工法を採用しました。

同時にガルバリウム鋼板屋根の塗装、使わなくなった太陽熱温水器の撤去、雪で変形していた雨樋の交換、玄関ドア交換も行っています。
雨樋については、この現場では雪害として火災保険が適用されました。

工事費は総額約250万円、工期は約1か月です。

今回の雨漏り補修・外壁カバーを30秒で確認

安曇野市|ベランダからの雨漏りを補修し外壁カバー|濡れた断熱材も交換1

今回の工事で最も重要だったのは、雨染みが出ている室内側だけを補修しなかったことです。

ベランダを取り外して外壁を開けたことで、壁の内部まで水が回り、断熱材が濡れている状態を確認できました。

そのため、濡れた断熱材を交換して防水層を整えてから外壁を復旧。
仕上げとして金属サイディング「はる一番」で外壁をカバーしています。

「雨漏りしている場所を塞ぐ」だけではなく、実際に水がどこまで影響しているか確認して補修範囲を決めたことが、この現場のポイントです。

工事のきっかけ|1階天井に雨染みが発生

お客様が工事を考えるきっかけになったのは、1階室内の天井に現れた雨染みでした。
雨漏りで難しいのは、室内に水が出ている場所と、建物外部から水が入っている場所が必ずしも同じとは限らないことです。
今回も、天井の雨染みだけを見て補修方法を決めるのではなく、建物外部を含めて水の浸入箇所を調査しました。
その結果、外付けベランダと外壁の取り合い部分が関係していることが分かり、さらに内部を確認するためベランダと外壁の一部を取り外すことになりました。

ベランダを取り外して外壁内部まで調査

外付けベランダを一度取り外し、その裏側にある外壁材を剥がして内部を確認しました。

外から見える部分だけでは分からなかった水の影響を、実際に壁を開けて確認するためです。

そこで確認できたのが、外壁内部まで水が回り、断熱材が濡れている状態でした。

雨漏り補修では原因を推測したまま表面を塞いでしまうと、内部の状態を確認できません。

今回のように内部への浸水が疑われる場合は、必要に応じて外壁を開け、どこまで影響しているのか確認したうえで補修方法を決めることがあります。

濡れていたグラスウールを撤去して断熱材を交換

外壁を開けると、内部のグラスウール断熱材まで水の影響を受けていました。

そこで、濡れていた断熱材を撤去して新しい断熱材へ交換します。

今回の雨漏り補修で重要なのは、ここです。

完成後は外壁で隠れてしまう部分ですが、濡れた断熱材を残したまま外側だけきれいに仕上げるのではなく、壁を閉じる前に内部の状態を確認して必要な部分を交換しました。

外壁カバー工事そのものより前に、まず雨漏りによって影響を受けた部分を処置しています。

透湿防水シートと防水テープで外壁の防水層を復旧

断熱材を交換したあと、外側には透湿防水シートを施工しました。

継ぎ目や取り合い部分には防水テープを使用し、外壁材の内側にある防水層を整えていきます。

外壁の仕上げ材は雨から建物を守る一つの層ですが、その内側にも防水の役割を持つ層があります。

今回の現場では、雨漏りした部分を確認できる状態まで開けたからこそ、外壁を閉じる前に断熱材と防水層まで施工できました。

ここまでが、今回の雨漏り補修の中心となる工程です。

施工工程:熟練の職人が作り上げる「見えない場所」の安心

外壁工事と合わせて、屋根のメンテナンスも行いました。

屋根には使用していない太陽熱温水器が残っていたため、塗装前に撤去しています。

使わなくなった設備を残したまま周囲だけ塗装するのではなく、この機会に撤去してから屋根全体の施工へ進みました。

ここでは「撤去したから耐震性が向上した」とまでは断定せず、不要になった屋根上設備を撤去したという施工事実をそのまま伝えるのが適切です。

ガルバリウム鋼板屋根をアレスダイナミックルーフで塗装

太陽熱温水器を撤去したあとは、ガルバリウム鋼板屋根を塗装しました。

下塗りには関西ペイントのスーパーザウルスEXⅡ、仕上げにはアレスダイナミックルーフを使用しています。

下塗りから中塗り・上塗りへと工程を重ね、既存の金属屋根を塗装でメンテナンスしました。

今回の記事の主題は雨漏り補修と外壁カバーなので、屋根塗料の一般的な性能説明はここでは広げません。

雪で変形した雨樋を交換|この現場では火災保険が適用

既存の雨樋には、雪の影響による変形が確認されていました。

今回は雨樋を新しいものへ交換し、この雨樋工事については雪害として火災保険が適用されています。

ただし、雪で雨樋が変形していれば必ず火災保険が使えるわけではありません。

補償内容や損傷原因、保険会社による審査などによって適用の可否は異なります。

そのため、「火災保険を使って外壁リフォームを安くする」という話ではなく、今回の現場では雪害による雨樋損傷が補償対象として認められた、という位置づけです。

樹脂胴縁を取り付けて外壁カバーの下地をつくります

雨漏りした部分の内部補修と防水層の復旧が終わったら、金属サイディングを施工するための下地をつくります。
今回採用したのは、既存の窯業系サイディングを撤去せず、その上から新しい外壁材を施工するカバー工法です。
既存外壁の上に樹脂製の胴縁を取り付け、この胴縁を下地として新しい金属サイディングを固定していきます。
外壁カバーというと完成後の金属サイディングに目が向きますが、実際にはその下にある胴縁の施工も重要な工程です。
窓まわりや建物の角など、外壁の形状に合わせて下地を施工してから仕上げ材の取り付けへ進みます。

金属サイディング「はる一番」で既存外壁をカバー

下地を整えたら、KMEW株式会社の金属サイディング「はる一番」を施工します。
今回は既存の窯業系サイディングを残し、その上から新しい外壁材を重ねる方法を採用しました。
カバー工法では、外壁面だけでなく窓まわりや出隅・入隅などの納まりも確認しながら施工する必要があります。
今回の現場では、雨漏りしていた部分について先に内部まで補修し、その後に建物全体の外壁カバー工事を進めています。
「はる一番だから雨漏りが直る」のではなく、雨漏り補修と外壁カバーはそれぞれ役割が異なります。
雨漏りした部分を補修したうえで、外装の仕上げとして金属サイディングを施工した、という順番が今回の工事では重要です。

⑥雨樋交換:雪害による歪みを解消し、火災保険を適用して賢くリニューアル

外壁カバー工事では、広い壁面へ金属サイディングを張るだけでは完成しません。
窓や玄関、建物の角などには外壁材の端部が生じるため、それぞれの形状に合わせて納めていきます。
特に今回の工事は、ベランダと外壁の取り合い部分から雨水が入ったことが工事のきっかけでした。
そのため、新しい外壁材を張った見た目だけで判断せず、開口部や取り合い部分を確認しながら仕上げました。

玄関ドアも交換して外装全体をリフォーム

外壁カバー工事と合わせて、玄関ドアも交換しました。
外壁を新しくすると、既存の玄関ドアとの色やデザインの違いが目立つ場合があります。
今回は外壁工事と同じタイミングで玄関ドアまで交換し、建物正面の外観をまとめて整えています。
雨漏り補修とは直接関係しない工事ですが、足場を設置して外装全体を工事する機会に合わせて行ったリフォームの一つです。

雨漏り補修と外壁カバー工事が完成

工事完了後
施工前
施工後

雨漏り補修から始まった外装リフォームが完成しました。
今回の工事では、室内に現れた雨染みだけを補修するのではなく、外付けベランダを取り外して外壁内部を確認しました。
その結果、断熱材まで水の影響を受けている状態が分かったため、濡れた断熱材を交換し、透湿防水シートなどで防水層を復旧しています。
その後、既存の窯業系サイディングの上からKMEW株式会社「はる一番」で外壁をカバーしました。
さらに、ガルバリウム鋼板屋根の塗装、雪害を受けた雨樋の交換、不要になった太陽熱温水器の撤去、玄関ドア交換も実施しています。
工事費は総額約250万円、工期は約1か月でした。

外壁カバー工法を選ぶ前に雨漏りの確認が必要です

既存外壁の上から新しい外壁材を重ねるカバー工法は、外壁リフォームの選択肢の一つです。
ただし、雨漏りしている住宅で「上から新しい外壁を張れば大丈夫」と考えるのは適切ではありません。
今回のお住まいでも、外壁カバーを施工する前に雨漏りしている部分を開口し、内部の状態を確認しました。
そこで濡れた断熱材を交換し、防水層を復旧してからカバー工事へ進んでいます。
雨漏りが疑われる住宅では、仕上げ方法を決める前に「どこから水が入っているのか」「内部まで影響していないか」を確認することが先です。
その確認結果によって、部分補修で対応できるのか、外壁を開ける必要があるのか、さらに外壁全体をどうメンテナンスするのかを検討します。

担当者コメント|天井の雨染みは外側からの調査も重要です

今回のお客様から最初にご相談いただいた症状は、1階天井の雨染みでした。
室内に現れた雨染みを見るだけでは、建物のどこから水が入っているのか分からないことがあります。
今回も外部を調査し、ベランダと外壁の取り合いを確認したことで、その先の調査と補修につながりました。
雨染みを見つけた場合は、内装だけを直す前に、まず雨水がどこから入っている可能性があるのかを確認することが重要です。

安曇野市の雨漏り・外壁カバーでよくあるご質問

Q. 外壁から雨漏りしている場合、外壁カバーだけで直せますか?

雨漏りの原因や内部の状態によって異なります。

今回のお住まいでは、先にベランダと外壁の取り合い部分を調査し、外壁を開けて内部まで確認しました。

濡れた断熱材の交換と防水層の復旧を行ったあと、外壁カバー工事へ進んでいます。

新しい外壁材を張ることと、雨漏りの原因箇所を補修することは分けて考える必要があります。

Q. 外壁カバー工法では既存のサイディングを剥がしますか?

今回の工事では、既存の窯業系サイディングを基本的に残し、その上に下地を施工して金属サイディングを重ねています。

ただし、雨漏りしていた部分については内部を確認する必要があったため、外壁の一部を取り外しました。

既存外壁の状態によってはカバー工法が適さない場合もあるため、事前の確認が必要です。

Q. 雨漏りしていると断熱材まで交換する必要がありますか?

必ず交換するわけではありません。

実際に内部を確認し、水の影響を受けている範囲や断熱材の状態を見て判断します。

今回のお住まいでは、外壁を開けたところグラスウール断熱材まで濡れていたため、該当部分を交換しました。

Q. 雪で壊れた雨樋には火災保険を使えますか?

契約内容や損傷原因、保険会社の審査によって異なります。

今回の現場では、雪害による雨樋の損傷について火災保険が適用されました。

ただし、経年劣化による損傷などは同じ扱いにはならないため、「雪で傷んでいれば必ず保険が使える」というものではありません。

安曇野市で天井の雨染みや外壁からの雨漏りが気になったらご相談ください

「天井に雨染みが出てきた」
「ベランダの下から雨漏りしている気がする」
「外壁をカバーしたいが、雨漏りも気になっている」
こうした場合は、最初から外壁カバー工事を決める必要はありません。
雨漏りがある場合に重要なのは、まず水がどこから入り、建物のどこまで影響しているのかを確認することです。
イトウ住建では、外壁やベランダなど確認可能な範囲を調査し、必要に応じて補修方法をご提案します。
今回のように内部まで水の影響が確認された場合は、外側だけを仕上げるのではなく、必要な内部補修を行ったうえで外壁工事を進めます。
安曇野市で雨漏りや外壁の傷みが気になっている方は、イトウ住建の無料診断をご利用ください。
現在の状態を確認したうえで、部分補修・外壁塗装・外壁カバーなどから必要なメンテナンス方法を検討します。

締め
記事内容 屋根塗装 金属サイディングカバー工法 雨樋交換
地  域 安曇野市
日  付